Love Situationー改訂版ー -2ページ目

Love Situationー改訂版ー

嵐のメンバーが登場する妄想小説です。

☆。,:・゚★。,:・゚の恋゚・:,。★゚・:,。☆





                    
☆。,:・゚★。,:・゚☆。,:・゚ stage29 










ほんと。



奥さんのいる家庭教師だったり

ファンクラブができちゃうほど人気の先輩だったり



私が好きになる人なる人

いつも手の届かない存在で・・・



だからよけい気持ちも過熱しちゃうんだろうか・・・



今までこんな恋愛しかできなかった自分が

バカみたいに思える。



でも

あれはあれで必要な過去だったのかもしれない。



・・・私が強くなるための。



じゃないと今ごろ耐えきれなくて

この現実から目をそらしてると思う。



こんな私だったから

雅紀くんと出会えたのかもしれないし・・・



それに

雅紀くんに出会って思い出したことがひとつある。



とおーいむかしだけど

今よりもっと無知で謙虚な少女だったとき・・・

(こんな私にもそんな時代があったんだ・・・)



私も純粋に人を好きになったことがあったんだ。

どうして忘れちゃってたのかわかんないけど

(単に私が目の前の恋愛しか見えないタイプだからだろうけど)

でもあのときは私もまだ男を見る目があったと思う。



あーなんて名前だったっけな・・・・



なんか地味であかぬけない子だったけど

めがね外したらぜったいかっこよかったよ。あの子・・・



やだ・・・

私やっぱり顔で見てる?



ううん、違う。

あの子は違うんだ。



ふわふわした空気のなかにね

あったかいやさしさがあったんだ。



そう。雅紀くんみたいに・・・




―ごめんね、私とグループ一緒になったせいで

  居残ることになっちゃって


―ううん、そんなの気にしないで


―私ひとりでも大丈夫だから・・・先帰っててもいいよ?


―ううん、いっしょに帰る。まゆちゃんひとりじゃ危ないし


―いいの?


―うん、大丈夫。だから一緒に仕上げちゃお


―・・・ありがと。


―ううん、ぼくの方がありがとうだよ。


―え?


―まゆちゃんと一緒だったから、楽しかった。


―・・・・・////


―ありがとね




それに笑った顔が

すごくかわいかった。



おとなしい彼が笑う顔はとても対照的に

明るく無邪気だったんだ。



―私も・・・・まーくんと仲良くなることができてよかった///


―・・・・・////



あれ?まー・・・くん?



「まゆちゃん」


「ん?」



太陽の光がなにかに反射して

あなたの顔を確かめるには時間がかかったけど



一歩一歩近づいてくるその姿はまるで

私の初恋の相手そっくりで・・・・・・・・・



いや、小4だったまーくんが

すっかり色気づいた大人へと変貌をとげてるというのに

めがねをかけた奥の顔は・・・だれかさんにそっくりで・・・・



「まっ・・・・・・
まあーくんっっ!?」




私はあなたの正体に

ど肝抜かれた。



「いや、雅紀くんっ????いや、まーくんか?!

 え!?ちょっとまって!雅紀くんの“ま”はまーくんの“ま”?

 もしかしてまーくんは雅紀くんで雅紀くんがまーくん!?」



雅紀くんの顔に銀縁のめがねをすればまーくんになるのか

まーくんがめがねを外すと雅紀くんになるのか・・・

2人はそっくりさん、はたまた双子なのか・・・・?!



ダサい銀縁めがねをかけたおしゃれな雅紀くんを前に

錯乱状態にいた。



「まゆちゃん、久しぶりだね

 といってもそうでもないんだけど・・・」


「あわあわあわわわっ」



めがねの奥で笑う顔には

あのときのまーくんの面影がしっかりと残っていて

さらに私を混乱させる。



「あのとき、転校しちゃったあいばまさき的には久しぶりだよね?」



そういってめがねを外しながら歩み寄ってくる雅紀くんに

じわじわとあの頃の記憶がよみがえってきた。



「え、あ、え・・・あ、うん・・・」



ゆっくりとパズルに組み込まれていく感じだった。



「ごめんね・・・今まで言わなくて」


「いやっ、気付かなかった私が悪いしっ!!」



そしてあのときどうして私にめがねを見せようとしたのか

ようやくわかった。



「雅紀くんは・・・・あの時の・・・・まーくんだったんだね・・・・」


「うん」



どうして私のことをよく知っているのかも。



まさか・・・・

人生で2度も同じ人をすきになるなんて・・・・すごい



しかもそれが雅紀くんだったなんて・・・・・・・




ねえ・・・・

私たちがまた会えたのって

運命なの?




2人にあった今までのことを

すべて理解し納得するには

もっともっと時間が必要な気がしたけど



とにかく今は雅紀くんに伝えなきゃいけないことがあった――



「・・・・・・あのっ!あのキスのことなんだけどっ」



ガバッ――!



だけど口を開いた瞬間

体はすごい引力であなたにくっついてった。



「雅紀くんっ!?///////////////」



いいや、あなたに

強く抱きよせられていたんだ。



あなたの力はすごくって苦しいくらいだったけど

ふわっと私を包み込んだ匂いは

ここのひだまりにも負けないくらいやさしい匂いだった。



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・好き。」


「えっ//////////」


「・・・・・・・・ずっと好きだったの。・・・・・・・まゆちゃんのこと。」



雅紀くんは

あのころから

私だけの王子さまだったんだ・・・



「うそでしょ・・・」



なんだか・・・

信じられないことがいっぱいあって・・・



「うそじゃないよ・・・////」


「///////////////////////////」



ぜんぜん頭がついてかないけど・・・・・・・



「・・・・・・・・こんな私でも?」



これでどうして私に運がなかったのか・・・・



「そんなまゆちゃんがね」



なんとなくわかった気がする。



「10年前から好きだったよ。」



いっぱい振りまわされた気もするけど。

信じてよかったよ・・・・・・リナ。



「雅紀くん・・・・」


「ん?」


「足・・・・・」


「えっ?」


「・・・・踏んでる(泣)」


「うわっ!ほんとだ!!ごめんっっ!!」



イケメンのあなたがするぎこちないハグに



「ううん、大丈夫。」


「ほんとごめんね!・・・・せっかく練習したのに」


「え?練習したの??」


「え・・・ええまぁ・・・///」



すごく安心してしまう。



「ふふふ。私といっしょだ・・・(笑)」


「ん?いっしょ?」


「ううん、なんでもない。」



やっと見つけた王子さまは

私となんら変わりない

ふつーーーーの王子さまでした






イケメンだけどね。







「ねえねえ、あのさ」


「なに?」


「もっかいやり直してもいい?」


「え、もももももちのろんっ///」



私がこの庭が好きなのは

自然をたくさん感じられるからなのかもしれない。



―まゆは都会っぽくないよね―



だとしたら2人がいった言葉は

そのとおりなのかもね。



でもここに値するくらいの場所を見つけたんだ。



「じゃ・・・・・」



それはあなたの腕の中。



ひだまりと同じにおいに

おてんとさんのようなあたたかい体温

まるで大自然のようなやさしさによりそっていられる

そんな場所。



「まゆちゃんめがね外して」


「え?なんで?」


「いいから」


「だってこの前はそのままの私がいいって・・・」




        ・・・・・・・・・チュ




「/////////////////////////////////」




かくして


ちょっとおっちょこちょいでかなりポジティブな


ふつーの女の子は


王子さまとむすばれ


ずうーーーっとしあわせに暮らしましたとさ


めでたしめでたし。


 

                 ― 完 ―

 











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