やっほー
今回は『COMME des GARCONS HOMME コムデギャルソンオム』について
1978年に誕生したメンズブランド。
コムデギャルソン社の中で、紳士服として最も長い歴史をもつラインです。
掲げるキーワードは、「GOOD SENSE GOOD QUALITY」。
つまりは、良い素材、良い縫製、良いパターンの意味。
当たり前に聞こえるが、デザイン過剰なメンズウエアが流行したDCブランド全盛の時代、オムのブラック、ネイビー、グレイを中心としたボックスシルエットのベーシックラインは、新鮮なものでした。
コムデギャルソンオムはブランド発足時からさまざまな素材で提案をしており、なかでも、しわ加工のシャツはブランドアイコンになっていますね。
デザイナーは川久保さんの後、変遷を経て、2003年から渡辺淳弥さんが受け継いでいます。
時代とともにパターンや素材感は変化するものの、着る人の個性を生かすさり気ないデザインは、渡辺スタイルの力ジュアルウエアとなった今日も脈々と受け継がれています。