これ本当!
忘れもしない私が29才の時関節症末期で、大阪の病院に通っていた時でした。
明日は病院早く寝なければ…なんだけど、ペットの犬「ラブ」の様子がおかしい。
いつもなら自分の部屋から出て来ておかえりーって出迎えてくれるのに「シーン」としていた。
あれっと思い覗いてみると、大人しく寝てるように見えた。「ラブちゃんどうしたん?!」と声を掛けて触ると頭を上げた。
母に昼間何かあったの?と聞くと「昼間吐いた」と。
これは只事じゃないと当時の弟の彼女と私と弟で病院に。夜遅かったのでタウンページで片っ端から電話してつながった病院へ。
そこは農機具を置くようなほったてごや。えっ!ここ何?大丈夫?と思いながらも見てもらった。
おもむろにしっぽを持ち上げお尻に体温計をさした。
「体温が下がっている」「風邪?」みたいな事を言っていた。
もういいわってその病院を後に。家に帰り段ボールに毛布をひいてあんかを入れ温めた。
私次の日滋賀から大阪の病院に行かないとダメだから寝られないけど寝る努力をした。
何度も何度も目を覚ましてその度に「ラブ」の顔を見に行く。朝の四時ごろ最後の時が来た。
「さようなら」と言ってるような悲しい声で鳴いた。
最後だった。
あかん、書いてると泣けてきた。
寒い冬のことだった。
私は病院へあとは弟にまかせて。
その日土に埋めてくれたようだ。
それから一年後手術が決まり入院していた。が、インフルエンザにかかり手術は延長。
すごく混んでる病院だったので一度退院したら次の手術がいつになるか分からない。
そんな状況の中インフルエンザから回復したとき誰が手術を取りやめたので私に回ってきた。
なんとその日は愛犬が死んでからちょうど一年後だった。よく一年経ったら骨は土に帰ると聞く。
私は人工関節の手術だったので愛犬の骨が私に入ったように感じた。
手術もうまくいき、23年が経った今でもなんともなくってその度に「ラブ」を思い出す。ありがとう。うちの子になってくれて。