W杯ドイツ大会で日本代表監督として日本を率いたジーコ監督が現在采配をふる
うのはトルコリーグの強豪チーム、フェネルバフチェ。
優勝回数は16回を誇るクラブ創設100周年を迎えたトルコの名門中の名門です。
そのジーコ率いるフェネルバフチェが、なんとJリーグで首位を走る浦和レッズ
のFWワシントン選手の引抜きを画策していた事がわかりました。
ワシントン選手の関係者によると、ワシントン獲得の打診をしてきたのはフェネルバフチェ
と、同じく浦和MF・ロブソン・ポンテ選手がかつて所属したレバークーゼン。
中でもワシントン選手が東京ヴェルディに移籍した時に裏で日本に来いとジーコ
が声をかけたと言われる程の良好な関係であったジーコ率いるフェネルバフチェ
は高額オファーをワシントン選手に持ちかけた模様。
ブラジル人選手とジーコの信頼関係は、鹿島全盛期の頃や今のセレソンのジーコ
心酔っぷりを見ても明らかなように、一種の国を挙げてのファミリーのような繋
がりを感じます。
また、ワシントン選手自身もかつてフェネルバフチェに所属しており、外国人得
点ランクの第1位にいたそうですが、心臓疾患を患い無念の退団となっており、
フェネルバフチェでリベンジをしたいという気持ちもあった様子。
しかし、その上でそれらのオファーを断り浦和レッズとの『浦和レッズを日本一
にしてアジアチャンピオンズリーグで優勝してアジアNo.1にする』という約束を
選んだのです。
日本人ですら日本のJリーグを海外と比較して軽視する傾向にある中で、セレソ
ンと呼ばれた元ブラジル代表のワシントン選手が欧州CLに出場するチームからの
誘いを断ってJリーグの世界進出の為に尽力を尽くしてくれるというのは大変嬉
しい限りです。
ACLで敗退したガンバ大阪に、もしアジアにガンバ大阪を連れ出した英雄アラウー
ジョ&大黒がいたら・・・という思いは尽きません。
しかし、浦和にはワシントン選手、ポンテ選手、小野選手が残ります。田中達也選手も
帰ってきました。山田&岡野のベテランたちも健在です。
今年のACL、ガンバ大阪は浦和のスタッフを同行させてくれました。
G大阪が先駆者として体を張って見せてくれたアジアへのヒントを無駄にする事な
く、Jリーグの2強の1つとして最強の布陣そのままでアジアに乗り込み、アジア
のつわもの達をなぎ倒してほしい。
そしてワシントン選手が、フェネルバフチェを断ってまでJリーグに残って良かっ
たと思えるような結果を彼にもたらしてほしいと強く願います。
そしてこれはJリーグを応援する僕たちがJリーグを低く見る人たちに挑むチャレンジでもあるわけです。