ポッキーです。
自宅で寝る前にお酒を飲まなくなってから2ヶ月ほどが経ちました。
目覚めが良い、酔ってワイングラスを割ることがない、など良いことはたくさんありますが、
1番はやはり「食事しながら映画やドラマを観ることができる」ということでしょうか。
これまでも自分で作った料理を食べながらテレビを観るのが習慣になってはいたのですが、
お酒を飲みながら観ると内容を忘れてしまうので、観る番組といえばNetflixの料理対決番組など「食欲をそそられはするけれど内容を忘れても問題ない番組」ばかり。
とにかく驚くほど観た内容を忘れてしまうので、同じ番組を繰り返し観ることもしばしばでした。
晩酌をやめ内容を忘れる心配から解放された今では、寝る前に好きな映画やドラマをいくらでも観ることができます。
中には「ザ・ボーイズ シーズン4」など食事中に観てはいけないものもあるのですが…。
今回、ご紹介するのはアマプラで配信中の「シルク・ド・ソレイユ 崖っぷちからの挑戦」というドキュメンタリー番組です。
シルク・ド・ソレイユは日本でも大人気のサーカス団なので、名前を耳にしたことも多いのではないでしょうか。
私は、日本での第1回公演「ファシナシオン」から観ている大ファンです。
シルク・ド・ソレイユの公演には大きく分けて2つの種類があります。
1つは日本でも度々上演されているいわゆる「テント物」と呼ばれるもの。
これはその名の通り、原宿やお台場などに巨大なテントを作り、そこを会場として上演される演目です。
私のお気に入りは「アレグリア」、「キダム」、「イモータル」などなど…、数え上げればキリがありません。
もう1つは、主にラスヴェガスを中心に展開されている常設劇場での公演です。
テント物には昔ながらのサーカスの趣があり、それはそれで独特の魅力があるのですが、常設劇
場での公演はテント物では決して実現することができない壮大な規模で、私はシルクのショーを
観るためだけに何度もヴェガスへ足を運びました。
ヴェガスというとカジノの街というイメージがあり、もちろんそれは間違いではないのですが、治
安の良さに関してはアメリカの中でも群を抜いていると思います。
なにしろこの街にいるのは、ホテルの従業員と観光客だけ。
すべてのホテルの1階部分はカジノになっているので、カジノを通らなければどこにも行くことが
できないのですが、私はギャンブルに向いていない性格(熱くなりすぎる)なので、1回の旅行
につきカジノで使うお金は100ドル程度。当たればラッキーという感じです。
ヴェガスにはシルク・ド・ソレイユの常設ショーがいくつもあるのですが、私が毎回必ず観ることにしているのは「O」という作品。

これはあらゆる意味で世界最高のショーであると断言できます。
観るたびに新しい発見があるので、何度観ても観飽きるということがありません。
まさにシルク・ド・ソレイユの代表作にして最高傑作です。
しかし、2020年、コロナが世界中で蔓延。
観光のみで成り立っているヴェガスからは人がいなくなり、シルク・ド・ソレイユは破産、パフォーマーを含める従業員は解雇されます。
「シルク・ド・ソレイユ 崖っぷちからの挑戦」は、400日以上の休演を余儀なくされた「O」の復活の物語。
規模は違えども、およそ2年間に渡ってまともにステージに立つことができなかった身としては涙無くしては観ることができませんでした。
もうショータイムを踊ることはできないのかもしれない。
出口の見えないコロナ禍の中でそう考えたことは1度や2度ではありません。
「O」に携わるパフォーマーやクリエイター、技術者たちにとってもそれは同じことで、彼らの姿を見ているとどうしても当時の自分に重ね合わせてしまいます。
そして、久しぶりにヴェガスへ行ってみたくもなりました。
最後にヴェガスへ行ってからもう10年以上は経っているので、街並みはかなり変わっていることでしょう。
それでも「O」は今も上演されていて、お気に入りのレストラン「ピカソ」のテラスからは美しくも壮大な噴水のショーを観ることができるはず。
新しい劇場やショーからもたくさんの刺激を受けることができるに違いありません。
再びヴェガスへ訪れることを楽しみにしながら、日々、精進したいと思います。
それではまたお会いしましょう。
Keep on Watching!