地震を目の当たりにして思うこと | 真実は何処にあるのブログ

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経済から、実態社会まで、表からと裏から両方で書きます。こんなことかいてやばくない!まで出来るだけ書きます。

3月11日(金)

午前中に、子供を病院に連れて行った。風邪の調子が良くなかったせいもあり、もう一度医者に見てもらおうと思ったからだった。病院は、マンションの下にありとても便利だったので気軽に利用していたのだった。午前中に病院を終え、調剤薬局で薬をもらい、帰宅は1時近かったでしょうか、その後、昼食を取ったと思う。


その日は、天気も良かった。


昼食後、なんとなく、仕事をする気になれなかったので、買い物がてら、近くのメガドンキホーテに行った。この店にはクーポン発行機能があり、携帯で会員登録した人は、QRコードがあてがわれ、店舗入り口付近の機械にQRコードを読み取らせると、その日の目玉商品を購入できるクーポンが発行できるのだ。

自宅マンションからドンキまで歩いて数分ということもあり、とぼとぼ歩いていきました。店近くになると、クーポン発行の為、携帯のQRコードを表示させるべくドンキのHPにアクセスするのだが、携帯を取り出してWEBアクセスしているときに知り合いから電話がかかってきた。(14:20頃)

相手は知り合いの業者で、アポイントの日付確定だったが、ちょうど、もう一人出席する必要がある人物が出張で次週までいないため、週明け連絡することで電話を切ったと思う。(14:25個頃)

店内入り口付近でクーポンを発行し、まずは、雑貨コーナーに向かった。ドンキでは海外製の洗濯柔軟剤であるダウニーが安く、ちょうどそのときセールをしており、一番大きなタンク式のダウニーが2本で1999円で販売していた。正直安いと思ったけど、重くてもって帰れないので購入をやめた(これが、後々正解であったことは言うまでもない)。

ふらふら店内を見回していたが、食材でも買ってこようと思い、生鮮コーナーへ移動した。(14:40過ぎと思う)

野菜や果物を販売している辺りを見ながら、妻の携帯に電話をかけた。私はsoftbankを使っているのだが、実は、私のマンションではsoftbankの電波状況が非常に悪く、アンテナの設置を昨年夏ごろ依頼したが未だ設置されず、softbankとバトルしている最中でもあった。妻の携帯に電話がつながった。(たぶん14:45位)

私:「何か買ってくるものある?」

妻:「え~っと、何か適当に・・・・・・」

私:「何がいいかな~、なべでもするかな!」

妻:「じゃぁ、野菜はあるから肉買ってきてよ・・・・鶏肉買ってきて!」

私:「了解!つみれも食べたいから、鶏肉のひき肉も買っていきますよ~」

妻:「分かった!んっ!ちょっと待って・・・・!」「テレビで何か言っている!」

私は、その日、民主党の菅直人が違法献金でつるし仕上げられるところ見ようと国会中継を見ていて、その途中で買い物に来ていた。

妻:「なんか、地震が来るとか何とか言っているよ」

私:「???? 震源どこ!?」

妻:「宮城!? なんか強い地震が来るって!」

私:「揺れてる?こっちは揺れてないけど・・・・!?・・・あれっ・・・・なんか少し揺れだしたよ そっちは!?」

妻:「いや、揺れてない!」

私の自宅はタワーマンションの為、実は揺れの具合が地べたと異なる。いつも地震のときは、後れてい揺れ始める。

私:「あれ、かなり揺れ始めた・・・・・」

妻:「こっちも揺れ始めた!!!!」

私:「ゲッ!まずいかも!」

店内から客が逃げ出し始めた!このあたりから妻の叫ぶ声が聞こえ始める!

妻:「○×△%#&☆・・・・ギャー」子供の前を叫んでいる声が電話の向こうで聞こえる!

私:「もしもし!電話を切るなよ!子供をテーブルに下に入れろ!」

妻:「すごい揺れてる!!!!!怖い・・・・・!!!!怖い・・・・・・」

私:「とにかく電話を切るなよ!」 私は、普段から携帯電話がすぐ切れる私の自宅を非常に心配しながら、妻の声を聞きつつ店の外に出た。

外には、建物の中にいた人がいっせいに飛び出してきて、道路には人があふれかえっていた。私のマンションはドンキホーテの店を出ると見える位置にあったが、地震の影響ではやり揺れていた。それもかなりの勢いで揺れていた。あの建物の中に妻で叫んでいるのだ!

私:「大丈夫か~!」

妻:「怖い・・・・・!すごい揺れている・・・・・」

私:「ここから見てマンションが揺れているのが分かる。とりあえず、揺れが収まるまでおとなしくして!」

店を出て、駅前に行くと、人があふれかえっていた。そして、駅近くの建物から煙があがっていて、変な臭いもした。

私:「もしもし!?もしもし!?」電話が切れてしまった!

本当にsoftbankにはむかつきます!

再度かけなおしましたが、もう通じませんでした。私は、とりあえず、長女の身が心配だったので、小学校を見に行きました。小学校も自宅から数分のところでした。何せ、古い校舎で、地震対策のため建て直しを今年から行う予定の矢先だったので心配でした。小学校の正門付近に行ってみると、数人の父兄が来ていました。どうやら大丈夫そうなので、とりあえず帰宅しようとマンションに向かいました。私の予想は、「エレベーターが止まってなければいいけど、あの地震ではとまっているだろうな・・・・」と考えた。

案の定、マンションのエレベーターは停止していた。しょうがないので、階段で上ることにした。階数は18階。10階まで上るとふらふらになったが、上るしかなく、必死になって上った。あれだけの地震があるとタワーマンションはなかなか揺れがとまらないようで、まだ揺れている。負けずに懸命に登った。やっとの思いで到着。まだまだ上には階数があるけど、上の人は大変だ・・・・・。

自宅に戻ると、タンス等が倒れたような形跡も無く、あまり変化が無かった。妻は、怯えていた。妻の話では、かなり大きく揺れて、マンションが倒れるのでないかと思ったらしい。子供部屋にある荷物が少し落ちたけど他は異常なしでした。(15:20頃)

テレビを見ると、大津波警報、津波警報、津波注意報が表示されており、すべてのチャンネルが速報になっていました。ふと、2日前の地震を思い出しました。そのとき気仙沼港では、海面が上昇し、海水があふれそうになっていたあの映像を・・・・・・

そうこういっているうちに、テレビ画面に”緊急地震速報”という表示が出た。

そのとき、妻が「これこれ、さっき出てきた表示!」

私:「・・・・・・・・・・・」

ガタッ!

「又地震だ~・・・・・」

2回目の大きな揺れでした。マンションのベランダに出るドアがすごい勢いで動き出し、ガンガン左右のぶつかり合い、籐のチェストがあっちこっち移動し始めました。

時間にして1~2分くらいでしょうか。とりあえず激しい振動は収まりましたが、タワーマンションはその後大きく横にゆらゆらと揺れ続けるのです。

妻が言うには、さっきの地震はこんなものじゃなかったと、本当にマンションが倒れるかと思ったといいました。

私の部屋は18階ですが、上のほうの部屋はシャレにならないだろうなと・・・・・・


テレビでは、先ほど津波警報であったところが、大津波警報に津波注意報であったところが津波警報に変わりました。私も大津波警報なんて始めてみたので本当かと思っていましたが、テレビ報道を聞いていいると、予想される津波の高さが、5mや6mで場所により10m以上になるとか言っているので、これはとんでもないことになるのでは思ってテレビに釘付けなってました。


その後の光景は、コノブログを読まれている方々と同じです。


ものすごきショックを受け、わが目を疑う光景が画面を通して脳に突き刺してきました。この衝撃は、阪神大震災と911テロの時以来です。どちらかといえば911テロの強烈な衝撃に近いかと思います。いや恐らくそれ以上です。


その後は、メディアの映像で衝撃を受けるばかりでした。





どうも最近私のマンションにテレビの取材が入ったらしく、上のほうの部屋では家具がひっくり返ったらしいです。

この災害時です、子供の小学校に電話をかけると、父兄が向かいに来て変える児童が多数ということを聞き、疲れた体に鞭を撃って、子供を迎えに小学校に行きました。

さすがに、今度上がってくるときは、先ほども倍の時間がかかりました。子供は身軽に階段を上っていきましたが、私に辛かったです。しかし、非常階段の壁はあちこちはがれ、エレベーターホールも壁がはがれていました。