破綻が噂されているギリシャでのデフォルトの可能性は薄いと、ムーディーズが発表したのをきっかけに、ユーロ諸国の危険度も楽観視する動きがあるようです。
ユーロ諸国では、ギリシャ破綻による連鎖破綻の脅威は表面上収まったようだが実際のところは分からないのが現状。
ギリシャは、農業国であるのだが、オリーブの輸出世界3位をを除き食料品の生産高が非常に少ない。他に目立ったものでは葉タバコがあるくらいである。
鉱業は石炭の算出が目立ち、マグネシウムの産出量では世界6位である。
しかしながら、慢性的な貿易赤字国である事は輸出の状況から見ても間違いない。
このギリシャが万一デフォルト状態になった場合に一番問題になるのが通貨であるユーロ!
国家が破綻に陥った場合にハイパーインフレになるのが通常だけれど、ユーロ単一通貨件ではそれが出来ないのではないだろうか・・・・・
デノミを行い再生!
なんて芸当が不可能なわけで、待ち受けるのは超緊縮財政か・・・・・
当然ながら、ギリシャの債権をもっている外国企業はモロに打撃を受けるのでただ事ではない状態。
日本への影響は無いかと言えばうそになる。
間接的な被害がやってくるのはいうまでもないが、その確立は?
いろいろ調べてみると、5年以内のギリシャ国債のデフォルト確率は約30%程度と出ていました。