商品先物市場で、貴金属や穀物相場がファンド勢の利益確定売りから海外市場で下落しました。
今回の売りは攻めているというより、あくまで確定売りのようですが、相場全体は上げ基調に向かってます。
世界的な経済危機が露呈する中で安全資産として、貴金属・穀物に動く傾向が強い様子です。
気になる子は、今年の暖?ですね
この暖冬が続くと、これから南半球では冷夏の可能性も高くなり穀物の生育に大きな打撃を受ける可能性があります。
エルニーニュがどのような活性を示しているのかまだ分かりませんが、来年の穀物市場は上昇が予想されます。
又、レアメタルですが、既に、中国が自国内で産出出来るのに関わらず、買占めに走っています。
希少金属類が高騰の前兆であります。
パラジウム、プラチナは金に対して遅行してますが、産出量が少ないことにもより、高騰すると歯止めがかからなくなります。
白金族マーケットでは、自動車産業がメインと考えられていますが、軍事産業では莫大な量が利用されます。
又、宝飾品としての需要は見逃せませんね。
アジア圏の経済が発展すればするほど、この希少価値貴金属は高騰することは必然。
為替に関しては、この急激?な円安ですが、方向としては円安に向かっていくと思われます。
というのも、一時的な資金の逃避として円が買われたといわれていますが、逃避先が円でなければいっせいに売られ、日本の経済情勢が更に悪くなると円が更に売られる可能性が高くなります。
生活密着が商品を販売する企業は円高の影響を受けて安値販売でも利益が確定できる様子ですが、これが円安に動くと、物価が上昇し、経済が悪化すると、倒産企業が増加するのは見て取れます。
前場の動きを見ていて気づきましたが、不動産関連銘柄は一度反発があるかと思われますね。
国策としては、消費を喚起するのに不動産が一番良いと優遇措置を取ると思います。
もちろん環境関連と関連つけて動くと思いますが、不動産取得に関しても減税などの優遇が欲しいところです
公共工事が期待できない今はそれしかありませんからね