パルプ・紙銘柄 | 真実は何処にあるのブログ

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経済から、実態社会まで、表からと裏から両方で書きます。こんなことかいてやばくない!まで出来るだけ書きます。

製紙系の企業は円高の恩恵を受けて何とか利益を確保できているが、今後円安に進むと確実に利益が圧迫されてくる。

まず、国内で紙関連の消費が激減している事が上げられる。

情報収集手段としてネットに移行しており、雑誌等の売上も年々減少。書籍の売上ももちろん。パソコンなどを購入しても、昔のように分厚い取扱説明書が徐々に減少している。

カタログ通販の売上は減少している。一部、紙媒体が復活しているとの情報もあるけれど、全体的には減少している。

つまり、マーケットとしては売りである事は間違いないんではないですかね。

又、この手の企業は大企業が大きく、成長産業では無く、画期的な技術があっても株価が倍以上になる可能性は殆んど無い。半分以下になる可能性は高い。

今回巴川製紙が大幅上昇したけど、ちょっと為替が円安に向き、100円を突破すれば劇的に株価は下がるでしょうね。個人投資家が売らなくても、機関投資家は猛烈な勢いで売り攻勢を掛けてくるのは間違いないでしょうね。