
この指数はコラコラが投資するときに参考にしている指数です。
なぜかといえば(あくまでコラコラ持論です)、船舶は資源や工業製品(車や工業製品)を輸送するのに重要なインフラですので、ここが活況を得てくると、荷物が動いている証拠と見るわけですね。仕事が少なくなれば、単価引き下げになりますが、忙しくなると単価引き上げになるのは需給のバランスから考えればなんとなくわかりますよね。
能書きはおいておいて、2月中ごろから3月中ごろまで上昇した指数がなだらかに下落し再び首を上に振っていることです。船舶料金が上昇すれば利用企業の収益は下がりますが、船舶業界は潤ってきます。昨今の船舶業の株価が上昇しているのはこの指数のおかげかと思われますが、実際に景気が上がっているかといえばそうではありませんね。今は、見せ掛けの景気対策で株価が上昇に勢いが付いているだけでしょう。
2008年の6月頃に上昇していた指数が一気に下落に転じましたが、この翌月の7月中ごろに原油価格が暴落しましたね。これは、偶然かどうかわかりませんが、船舶業界は原油下落を予言していたのか知っていたのか不明ですが、先の予見にはなりました。リーマンショックが起きた10月には、さらに下落に転じ11月頃から底辺になってしまいました。しかし、2月中頃に再上昇しましたが、現在はこの通りです。
今後動きとしては、鉱業資源株を中心に下落転じることと思われます。
あくまでも予想ですが