新日本石油は29日、8月からのガソリンなど石油製品の卸価格を、7月比で1リットル当たり5・1円値上げすると発表した。ジャパンエナジーや昭和シェル石油も1リットル当たり6円程度値上げする方針で、ガソリン価格は180円台半ばと最高値を更新する見通しとなった。
ただ、原油の国際指標価格は足元で120ドル台と、ピーク時に比べ値下がりしている。同日会見した新日石の中村雅仁常務は、「現在の水準が続けば9月の卸価格は5円程度の値下げとなる」と話し、ガソリン価格の高騰が調整局面に入る可能性を示唆した。
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と昨日のニュースの出ていた。
ガソリン価格は原油価格に遅れること1ヶ月以上後に影響が出てくるのはご存知の通りですが、消費者にとってはもっと早く下がってくれといった気分ですね。
しかしこればっかりは、この原油価格が下がっている時にどこかの国が(もちろんアラブ)とびっきり増産をするとの発表でもしない限り落っこちないでしょうね。といっている矢先にさらに増産の発表をしたりして・・・
ご存知かどうかわからないですが、ドイツではすでにガソリン価格が200円を突破している。これだと車などとてもではないけど乗れないですよね。
さて、昨日WTIの原油価格は大きな変化が無かったですが、今日はどうなるでしょう。パターンからいけば若干上昇して終了し、翌日が落ちるパターンで動いている。
つまり、どちらにしても落ちるということでしょう。
落ち方を見ている限りでは、本気でヘッジ系が落とし込んでいるようにも見えない。石油マーケットは多きいのでこの程度の動きなのか何なのかわからないが・・・・
推測だけど、空売りを大量にかけながら買いを入れまた落としているのかも知れません。資金力が莫大にある会社相手に戦うと勝ち目は全く無いのでこんなときは潔く引いた方が無難かも。
しかし、この続落している原油に関して、上昇している時ほどメディアが取り上げないのはどうしてだろうか。もしかすると報道規制がかかっているのかも。もしメディアが大々的に取り上げると、大暴落が起きるかもしれませんね。わかっていれば空売りしたい所ですね。