10/22  救急搬送されて
少しの間入院することになりました。





救急車郵便局



















(病室からの景色!)











遡ること、先週日曜日。

仕事から帰る途中、
異様な頭痛と全身痛が始まって
そこから3〜4日
ずっと体中が痛くて寝込んでいて

ようやく痛みが治まったと思ったら
次はお腹にきて
脱水症状になりかねない程トイレに行く&
食欲不振にもなってほとんど食べられなくなっていた。

体重は41kg台にまで落ち
自分でも「そろそろヤバいなあ. .」と感じていた矢先

金曜日の夜
突然、トントンと動悸がして異常な量の汗が吹き出てきて目の前が真っ暗になりそのまま意識喪失..

すぐに両親が呼びかけてくれて、それですぐに私も意識回復したのだけれど
翌日の朝もまた同じように意識喪失して倒れてしまったので
さすがに怖くなって救急車を呼んだ。





ラッキーなことに
運んでもらった先は

わが町を(いや、日本を?)誇る
某有名国立医療機関。

偶然、数年前にこちらの病院にかかったことがあったご縁で、
このパンデミックで搬送が難しいご時世の中、すぐに受け入れてくださり処置してくださったのだった。



実は救急内のcovid検査で陽性だった為汗うさぎ
なんやかんや特別措置が必要になってしまい医療スタッフの皆さんにはご迷惑をおかけしちゃったのだけれど

今は素敵な個室に移らせていただいて
ただただゆっくりと、時を過ごさせてもらっている。










突然の、久しぶりの、入院。
不運な出来事と思われるかもしれないけれど、実は正直ホッとしている自分が居る。

なぜならここ数カ月
自分でもいろんなことに追われていて
ゆっくり息つく暇もなく
無意識の内にかなりストレスフルな日々を過ごしていたからだ。

ピアノをゆっくり弾くことも
大好きなショパンを聴く時間さえも
ほとんど無くなっていた。


その1番の要因は
ティーちゃん🐕













かわいい♡



ヽ(^。^)ノ










7月の定期検診で1.9kgと言われ
見るからに骨が浮き出てしまい目にハキがなく
その時はほんとうに自分自身を責めた、
「なんでこんなことに..」と。

それで、とにかく
体重増量計画と題してすべてのエネルギーをティアラのために使って生きようと決めたのだった。


私は良くも悪くも
"決めたら絶対"の人。

そこからひたすらにティアラのことばかり考え
ティーちゃん最優先にして
来る日も来る日もケアに励んだ。














手作りクリームシチュー



手作りお好み焼き







こちらの意図をまるで理解しているかのように
食欲不振を挽回したティーちゃん。
本当にチワワか?笑と、びっくりするくらいの量を食べてくれるようになっていった。


結果、9月末の定期検診では
2.38kgを達成キラキラ
















私はすごく充実感と幸福感を感じたし、何より、"どこかにずっと潜んでいた罪悪感みたいなものを少しばかり拭えたような".. そんな感覚を得られたことが嬉しかった。



ところが、だ。


いつも履いているスカートのウエストが妙にプカプカするので、あれ?と思い体重計に乗ったら42.5kgに真顔

ティーちゃんのご飯やりに夢中になりすぎて
自分のご飯が減ってしまっていたのかもしれない。(自覚は無かったけど)

母は、「ティーちゃんのことはもうほどほどにしてあなたがしっかり食べないと!またどんどん痩せていったら大変やで!」とガミガミ心配してきたけど^_^;
「まあそんな心配せんでもまたすぐ戻るって」とか言って←
なんとなくやり過ごしていた

その矢先、

日々の睡眠不足と栄養不足がたたってダウン。


これはある意味、

「一旦立ち止まって、ゆっくりと呼吸をして、思考を整えて、栄養をきちんと摂って、しっかり眠りなさい。」

という神様からのプレゼントなのだろう、と思った。











今回入院になったのは
(covidの治療ではなくて)あくまでも
失神の経過観察のため、だった。

ということは
同じ症状が出なければ、そう長くはかからないうちに医師から自宅療養へ切り替えるよう言われることが予想できたので
私は、このわずかな入院期間を利用して
少しでも体力をつけて家に帰れるように病院食をしっかり食べきるように努力しようと、ひそかに心に決めた。


いや、そこにはもしかしたらーー



過去に出来ずに終わってしまったことへのリベンジと言おうか..
未達成なままで自分自身に○をあげれていなかったことへの想いが実はずっと根底にあって、それを果たすべき時が来たのだと直感的に感じたのかもしれなかった。






私が摂食障害で入院したのは、過去計4回。

そのうち初めての入院(2010/5)は精神科閉鎖病棟という非常に刑○所みたいな場所で←
1日1200kcalの食事を完食しないとエンシュア&鼻チューという厳しい条件を提示されていた為必死で病院食を食べきっていたわけなのだけれど、

その後転院した奈良の病院では
心療内科(開放病棟)で、厳しい条件も特になく
優しい主治医の元で自由になれたことで
私は病院食を食べきるということを放棄してしまったのだった。
好きなおかずだけ食べて、口寂しければ売店でパンを買ってみたり、、
全くもって認知行動療法に参加していなかった笑い泣き

その後二度ほど、自ら希望して入院をする機会があったけれども
そこでもやっぱり"病院食を食べきる"という目標を達成することなく終わってしまって。
結局私の摂食障害は、コレという治療もきっかけもなく、ただただ"なんとなく忘れていけた"というのが実状だった。

それでも別に問題はないんだけどね^_^;
それなりに体重があって血液検査に異常がなくて日常生活ができているのなら。
それだけで先生たちは褒めてくれる..優しい世界だったから(笑)


ただ、自分自身の中で
「戦友たちは皆、食べきる訓練をしてからシャバへ出ているのに。私は、、」という想いがひそかに残っていて
次万が一入院することがあればその時こそリベンジしようと思っていた、というかーー

ふとした時に
入院して病院食をクリアしている映像(イメージ)が浮かんでくることがこれまでしばしばあったから、「きっといつかまた入院する」ことは予期していたんだ。^_^;


"その時"は
「ラブ・ストーリーに負けないくらい突然に」やって来たけど(笑)(笑)



なかなか順調に
目標をクリアできている毎日ですラブラブ









※1日1500〜1600kcal

10/22 夕食

・米飯150g
・えびのブイヤベース
・鶏治部煮
・揚げ絹豆腐中華風あん
・もずくと春雨酢の物





10/23 朝食

・米飯150g
・みそ汁(しめじ玉葱麩)
・スクランブルエッグ
・シュークルート風
・低脂肪乳
・野菜ふりかけ






10/23 昼食

・米飯150g
・鶏塩焼きと味噌炒め
・南瓜とサーモンのクリームシチュー
・生麩煮盛り合わせ
・胡瓜とじゃこ和え物
・りんご





10/23 夕食

・米飯150g
・ひらす甘酢あんかけ
・卵焼きとほうれん草の煮物
・彩りチャプチェ
・海老コンソメ煮





10/24 朝食

・米飯150g
・みそ汁(大根油揚げ)
・肉団子
・もやしと人参のナムル
・低脂肪乳
・野菜ふりかけ






10/24 昼食

・米飯150g
・鱈とキャベツのアクアパッツァ
・鶏ムニエルのトマトソース
・茄子と豚肉のカジボックム
・卵豆腐のあんかけ
・パイナップル










初日食べた時は正直
味がイマイチに感じて先が思いやられたんだけど、食べるうちに美味しくなってきて、今では毎回の食事がとても楽しみ♡

普段は1日2食だから
朝食が少々大変なのだけれども、かんばって半膳は食べるようにしている。
牛乳は飲めないので代わりに看護師さんにローソンで納豆を買ってきてもらってたんぱく質と脂質を補っている♪

昼食と夕食は今のところ9割は確実に食べれていて、だいぶチカラが湧いてきたのを感じているよハート


お米のチカラってすごいな!あらためて。
私、普段全然白いご飯食べない人だから、こんなにたくさんお米食べるの中学生の時以来かもしれん(笑)

今朝の体重測定(やっぱり月曜朝イチの体重測定はどこも同じなのね(笑))では
服来たまま測って41.9kg
看護師さんは40.9 kgと記載していてちょっとビビった滝汗
なぜにここまで痩せたのかわからんけど、、
とにかく栄養を入れていこうと思う。




とは言え、


不可抗力によって非日常に放り込まれて、とても新しい自分に出会えたことは今すごく嬉しい。

こういう非常事態でもない限り
人はホメオスタシスを打ち破ることがなかなかできないからね。
これぞ宇宙の荒療治。


ちょうど明日は蠍座新月&日食
まさに潜在意識の刷新というわけで
私もちゃっかり宇宙の波に身を委ねていきたいな。


オーナメントハイヒール














(夕暮れ時がなんとも美しい..)







母いわく、あと1週間くらいゆっくり入院しててほしいそうだ。
もうちょっと体重とチカラを増やしてから帰ってきてほしいって。


ま、わかる。^_^;

ただ残念ながら
担当医からは、早ければ明日・明後日くらいには退院できると思うと言われているのでネ。

残りわずかな時間を、体と心にとって有意義な過ごし方で、使いたいと思う。







皆様も、季節の変わり目
お体大切にお過ごしくださいね。

そして蠍座の時節、
深いところの変化を楽しみ味わって
いきましょう。

(*^^*)



それでは、また。ラブラブラブラブ



yu-co