7/19 反田恭平ピアノリサイタルツアー
 
in 大阪 ラブラブラブラブ
 
 
 
 
 




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
会場は
1年程前に来て以来のフェスティバルホール
 
真っ赤な絨毯と煌めくライティングはいつも
ひとときの華やかな非日常への誘いを告げてくれている気がする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 





ショパンコンクール以後、私は
多くのメディアにひっぱりだこになっていった彼をそっと遠くからみていた。

 

先生は前にも増してメディアチェックがまめになっていった。
 
先生の大学同期のご友人はコンクール後すぐに先生に連絡をして来られ
大ファンになったと言って先生としばしばLINEでソリタ談義をしているのを見て、私は、
世間でいかに彼の認知度が上がったかを実感した。
 
 
 

反田君のソロリサイタルは
今回じつに約1年ぶり。
 
ちょっぴり意気込んで

その先生の同期のご友人Sさんと、昨年も共に聴いた元教室受付のHさんを、お誘いさせて頂き
4人賑やかに会場に集まることになった。
 
初めてお会いするSさんは
話に聞いていたとおり、お優しくご丁寧な素敵なピアノの先生だった。
 
Hさんとも1年ぶりに元気に再会ができて嬉しかったし、偶然にも彼女のお誕生日が7/20ということで
お祝いをお伝えできたこともまた嬉しかった。
 
先生は、実はSさんと再会するのは大学卒業ぶり。ある意味奇跡の再会にとても感激していた。
 
これもそれも反田君の繋いでくれたご縁だと思った。
 
良縁を繋ぐ人って、文字通り、"縁起の良い"人だ。
公私ともにうまくいく人というのは皆総じて縁起が良い人なのだと思う。
 
その素養を備えているからこそきっと
反田君の事業はトントン拍子に展開していってるんだろう。
 
あらためて
彼の中にある宝の多さを感じさせられる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回ピアノはスタインウェイ。
 
なめらかでよく響き渡る、馴染みやすい音質だった。
 
ショパン前奏曲とソナタ2番は
先日行ったA.ガジェヴのコンサートでも聴いた曲なのだけれど
 
やはりそれぞれに個性があり
同じ曲でもまったく別物で、決して飽きることはなかった。
 
印象として
同系の巨匠を見つけるとするならば、

ガジェヴはアルゲリッチっぽくて
反田君はカツァリスっぽい。
 
同位第2位だけあって
技術面・精神面共に巨匠クラスに限りなく近いピアニストだと
生で聴いてよりはっきりと確信した。
 
 
 
 
 
 
さて、
 
本プログラムのメインはブラームスとシューベルト。
 
どちらも馴染みのない音楽家で、正直楽しめるか少々心配していたのだけれど(笑)

反田恭平にかかれば何のその、
特にブラームスについては未知の魅力をたくさん教えてもらって、私が勝手に抱いていた"ブラームス苦手症"なるものを払拭させてくれるきっかけになったとさえ今は感じている。



間奏曲6つの作品の2つめ
Intermezzo op.118-2は名曲中の名曲で
きっと多くの人が一度は耳にしたことがあると思うのだけれど
 
反田君の弾くそれを聴いていて、私は
「この曲ってこんなにも切なく哀しい愛の歌だったの。。?」と
そこに込められていた真の想いに初めて気づき、なんだか泣きたくなった。
 

愛するクララ=シューマンのためにかかれた作品とだけは知っていたけれど。
私はとんだ誤解をしていたのかもしれないと、彼に詫びる気持ちが湧いてきたのだった。


彼が本当に伝えたかったこと、そして抱えていた苦悩を、細胞中で感じ取った時
私の心に浮かんできたのは、あゆ(浜崎あゆみ)の〈For My Dear〉という歌だった。
 
10代の頃から大好きな曲で
恋の哀しみに出会うたび私はこの歌に救われてきた。
 

 

"1番に言いたい言葉だけ言えなくて
この歌を歌っているのかもしれない
 
1番に聞きたい言葉だけ聞けなくて
人を好きになったりするのかもしれない"
 
 
 

まさに、、
ブラームスop.118-2から受けた印象を簡潔にまとめると、この歌詞だった。


愛するひとに
1番言いたい言葉だけ言えなくて
音楽を奏でた...


誰かを愛する気持ちが何よりの創造の種になることは明らかなことだけれど
あまりに長い年月、結ばれぬ人を想いながら作品を作り続けた彼の心を想像すると擦り切れそうになった、と同時に、こんなにも美しいことは他に無い、とも思った。
 
 
クララ以外の女性と交際していたりもしたそうだが
どの恋も結婚には至らなかったところをみれば
やはり
ほんとうに愛していたのはクララだったのかもしれない。
 
そこは私自身、とても共感できるところだ。


ほんとうに好きな人がいるのに
他の人と結婚なんてできるわけがあるまい。
 
 
自分の気持ちに従って生きることは
ときに、いばらの道を行くことになることもあるけれど

それでも
 
死んだときに後悔するよりずっといい。
 
もしかしたらブラームスもそんな感性の持ち主だったのかもしれない。
 
 


 
この作品は彼の意図どおり、クララに献呈されていて
その3年後に彼は彼女の後を追うようにしてこの世を去った。
 
人生の晩年に
長年重ねた想いと愛する気持ちを音楽にして遺したーー
この作品はいわば、『もうひとつの献呈』だと、あえて私はそう呼びたいと思う。



ロベルト(シューマン)のように
公の場で、多くの人に祝福をされて、花嫁に献呈を贈ることのできる愛もある一方で
 
陰日向で、誰にも明かせず、ただただ2人の想いの疎通のみに留まる愛もあって。
 
ロベルトのように華やかには献呈できなかったけれど
彼は彼なりに、地味であっても、嘘のない真剣な愛を最期に献呈できたのだと

そう解釈することが
 
あの作品に流れる哀しみを昇華する唯一の方法だと私は思ったのだ。


日向に咲こうが
陰日向に咲こうが
"捧げる愛"に変わりはない。


これまでもこれからも、
ロベルト(シューマン)の献呈は
王様級の愛の歌
 
それは変わらないけれど
 
ブラームス118-2も、『もうひとつの献呈』として、陰日向に咲く愛の歌として、
心の奥に掲げておこうと決めた。
 
 
 
って
ここまでの強い想いを持つに至った理由はーー


反田君が
コンサートプログラム本編にも入っていたこの曲を、さらにアンコールでももう一度弾いてくれたことで
妙にこの曲への興味と好奇心が私の中でうごめいたからだ。
 
直感を通して、何かわからないけれど
大きなメッセージを受け取ったという感覚。
 
これも数秘33の得意分野かもしれないね🍀
 
 
 
あと
インスピレーショナル続きで
 
アンコールの
トロルドハウゲンの婚礼の日。

 
あれはさすがにワって鳥肌立って先生と3秒くらい目見つめ合った(笑)
 
というのも、
 
 
前日から私はどうしてもトロルドが聴きたくて聴きたくてしょうがなくて
先生にも言ってて。
 
なんでそんなにトロルドなん?って聞かれて
「え、人生に疲れてんねん」とか言ってて(笑)
 
 
しかも当日、
 
ブラームスの哀しみが予想外にずっしり重くて、、
素晴らしい音楽ではあったのだけれどなんだか独特の昇華し切れない哀しみの余韻がさめず

このままでは人生疲れたままの人やないか!って思って、やっぱりどうしてもここでトロルドを聴いときたいーっ
ってなってたの^_^;
 

そしたら、びっくり、現実化
 
あれはほんまに嬉しかったなあピンクハートプレゼントピンクハート




シューマンもブラームスも幾ばくか苦悩を感じる愛だからこそ
グリーグのほのぼのとした愛妻家感、円満感に救われる。
 
ありがたや♡トロルド大好き♡


そんなこんなで
最後は、英雄とワルツ5番でショパン締めキラキラ
大満足のフィナーレでございましたとさ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてそして
 
何といっても今回のツアーは
 
反田君の初エッセイの出版記念を兼ね
各会場に限定版の販売所が特設されているのだ~!^^
 
 
もちろん私も
Limited Editionを購入クラッカー
 
 


このカバー写真がとーっても素敵で
どなたが撮られたのだろう?と思っていたら

なんと

上野裕ニさんというカメラマンさんだと知って
びっくり!!!笑笑


生きているとおもしろいことがたくさん起きるものだ。。笑
 




 







 
 
 
 
【終止符のない人生】
反田恭平
 
幻冬舎
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
長蛇の列を並んで、
いざ自分の番がまわって来た時に
ふと横に
 
反田君のマネージャーさんと若い青年が現れたのだけど
もしかしてあの青年が木内さんだったのかな?
 
この初エッセイの担当をされている木内旭洋さんは、反田君の小中学校の後輩で
 
なんとあの見城さんから直接スカウトされて幻冬舎に入ったという
気鋭の若手編集者さんだそう。
 

ちなみに箕輪さんの1番弟子だそうで
今夏の幻冬舎の勝負目玉は
 
反田君の【終止符のない人生】と
ガーシーの【死なばもろとも】
 
すでにどちらも5万部突破!
 
いやはや、幻冬舎のマーケティング力はすさまじいですな。







Amazonでは6月6日お祝いから販売開始となっていて





めでたくベストセラーマークも付いているからひとまず、おめでとう♡
ですが

本日は書店発売日ということで
ここからさらにエンジンが掛かってくることでしょうメラメラ




私もザッと斜め読みは終わったけど
イマドキの本は読みやすいねぇ♡

というか、そこが肝なのかもしれない。
何かと時間に追われる現代人がツンドクにならないために巧妙に編纂されてる。

さすが、幻冬舎。



これからもう一度もう二度
じっくり読み深めて、様々な共同創造の証を見つけたいと思います。🌸🌸

 
 
 

 
反田君、
たくさんの贈り物をありがとう!!
 
今年後半も元気に生きられそうです
ヽ(^。^)ノキラキラキラキラ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 


 
 
先生カメラマンがいると
やっぱり心強い
 
(*'▽')
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
おnewのバンビちゃんニットで
るんるん気分なり

🦌ドキドキ
 
 
 
 
 
 




 
 
 
 






最後に
先生とSさんとパチリ♡

Sさん、実はこないだの務川くんのラフ3にもいらしてたんだって!
豊中会員さんだからまた文芸にてお会いできる予感ですウインク


あぁ楽しかった1日♪

また忘れられない想い出が増えた。



ありがとう 
ありがとう
ありがとう。
 
 ハートハートハート



 
また、会える日まで。

(*˘︶˘*)


 
yu-co