こんにちは♡
 
またもやお久しぶりになってしまいましたが
みなさま、お元気ですか?^  ^
 
 
 

パンデミックの終結を迎えきらないまま
次はまさかの軍事紛争。
 
本当に
理想世界とは真逆の方向へアクセルを踏んでいるようなこの世の中で
 
正直、
希望が見えなくなりそうな日もあるけれど、、

 
しかしながら
個人個人が元気を失くしては元も子もないので
 
まずは自分がしっかりと元気で在れるように日々を創っていきたいな、
 
とも強く思っている今日この頃。
 
 
そんな中、昨日は
 
ずっと楽しみにしていた演奏会に行き
一足早い春気分を満喫してきたよ。ラブラブプレゼント
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 



 
 
牛田智大オールショパンピアノリサイタル
in 大阪 -シンフォニーホール-
 
 
ノクターン第8番 変二長調op.27-2
バラード第4番 ヘ短調op.52
舟歌 嬰ヘ長調op.60
ポロネーズ第6番 変イ長調op.53 『英雄』
 
~休憩~
 
3つのマズルカ op.56
マズルカ遺作 ヘ短調op.68-1
幻想曲 ヘ短調op.49
ポロネーズ第7番 変イ長調op.61『幻想』
 
 
 
 
 

 
昨年9月のプログラムとほぼ同じだったのだけれど
不思議にも
 
すべてが新鮮で、決して"同じ"ではなく
1つ1つ新たな気持ちで聴くことができた。
 
 
 
ショパンコンクールという大きな経験を経た牛田さんは
また1つ次元が上がったような印象があり
 
100回の練習より1回の本番がどれほどの意味を持つのかを、思い知らされた。
 
何事にも、経験に勝る学び無し。
あらためてそう感じる。
 
 
 
私が演奏会にて最も音楽に没頭する時、というのは
自分が弾いたことのある曲をピアニストが弾いている時間だ。
 
つまり

自分の経験が相手の経験と重なる瞬間、とでも言えようか。
 
"経験×経験"ーー
そこにははかり知れない学びの可能性が潜んでいて

そこで湧き起こるケミストリーや進化のタネみたいなものが
自分を
新しい次元に導いてくれる感覚があるからだ。
 
 
 
 
昨日のプログラム本編では
私にとって圧倒的にバラード4番の存在が大きかった。
 
今もまだその記憶は鮮やかなまま..
繰り返し耳元で美しい旋律が鳴っている。
 
 
かれこれ約1年弾いているバラ4だけれど
それでもやはり難しいものは難しく
 
なかなかモノにはできていない自分がいて、
 
伸び悩んだ頃にこうして
プロのアーティストの演奏を聴く機会を持つことはとても大切だなあとあらためて思う。
 
1人で練習していても決して開かなかった扉が
ある場に身を置くことで自然と開いていく、という現象はよくあることだからね。
 
 
 
夏に聴いて以来、さらにまた変化進化を遂げた
牛田さんのバラ4から受けたインスピレーションを活かして
 
私も再度、大好きなあの曲を深め直したい。
 
 
 
 







 
 
 
 
 
 



 
 





 

アンコールは
 
ショパンとも親交の深かったF.リストの名曲から3曲
 
コンソレーション
愛の夢
献呈(シューマン=リスト)
 


デビュー10周年にふさわしい華やかな選曲で
こちらまで幸せな気持ちになれた。ラブ
 
 
特に最後の1曲『献呈』は
思わず涙ぐんでしまうほどに
 
優しさと救いが会場全体を包んでいたように思う。
 
 
ミルテの花の歌詞やその曲が作られた経緯から
しばしばロマンティックな意味合いでも受け取られる『献呈』だけれど
 
昨日の私には、やはり
世界中で止むことのない戦争への想いが湧き起こった。
 
 
〈武器を持つすべての者はそれを捨て、代わりに楽器を持とうではないか。〉
 

まるで
ベートーヴェンが喚起したかのような強いメッセージが
私の中から解放された。

 
ここ1~2週間ほど悶々としていた
上手く言葉にできない、整理の難しかった想いがようやくカタチとなって生まれた様だった。
 
あぁ私の魂が求めていたことはそれだったのか、、と
自分自身のなかにあるこたえを探し当てられて誇らしかった。

人はこういう瞬間にこそ
自分と1つになれるのだと思う。
 


情報、知識、他者の意見...
"こたえらしきもの"は溢れかえっているこの世の中で
それらと合致できたからとて自信など微塵も湧いてこない。
 
これだ!というこたえはどっかから取ってくるんじゃなくて
自分のなかから探し当て、ひっぱり出してくるものだから。

それができて初めて、しっくりくる感覚(≒自信)を持てるのだと思っている。
 
 
 


牛田さんの演奏がきっかけで思わず私自身の大いなる気づきを得られ、
ありがたいなあと心から思った。
 
そして

ほんとうに


 
世界中の武器を持つすべての者がそれを捨て
代わりに楽器を持つ世界
 
そんな平和な世界が創れたらいいな..
とも心から思った。
 
 
「現実味がない」とバカにされようとも
誰かが言わなくちゃ動かなくちゃ
 
世界は変わらないから。
 
 
 
 
 
 
 
 




 

 





会場をあとにして
梅田へ♪

福島からだと結構距離あるけど
先生と喋りながらだと一瞬(笑)


春の風が気持ちよくて
ちょっと歩きすぎたなぁ^_^;




















 
ま、なにはともあれ

善い1日幸せな1日になりましたピンクハート


2022年も
経験という学びを大切にして
ピアノを弾いていこう。



 
 



 
 
 







そして

今年も
素晴らしい演奏会にたくさん行くぞ♡



来週は
ショパンコンチェルトキラキラ桜

楽しみだー!






yu-co