教えていただいたラブ映画3本目は
“恋に落ちて”を見ました。
主演は ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープ
劇場公開日は1985年3月21日・・・
今から31年前ですね。
( ;゚д゚)ェ..........................そんな前なんですね。
この映画は「恋」という物を、丹念に描いているように思えました。
・・・初恋の頃のような「恋」
クリスマスの頃、モリー(メリル・ストリープ)とフランク(ロバート・デ・ニーロ)は
クリスマスのための買い物をしていて、
本屋さんでぶつかり、荷物を落としてしまい、
その時にお互いが買った本を取り違えてしまって・・・
それからしばらく経って電車で乗り合わせて、言葉を交わし・・・
次は約束してランチを食べるようになって、
しだいに気になる存在に変わっていくの。
お互い、家庭があって・・・
だからどんどん惹かれあっていくのに
2人がお互いにその気持ちを必死で抑えようとするんです。
「純粋」な不倫の恋なのです。
「恋」ってこんなだよねってシーンがたくさんあります。
待ち合わせに遅れて、もういないと思っていたのに、まだ待っていてくれた…
思わずこぼれる満面の笑顔が愛おしいくらいにかわいい。
電話して会える事になった時の喜びを隠し切れない笑顔。
シアワセなその瞬間
恥じらい。
惑い。
恐れ。
・・・抑えきれない恋する歓び。
恋するって、いくつになっても純粋な気持ちを呼び起こしてしまうんだ。
「運命」ってきっとあるって思っている私には
この映画の中の偶然は、すべて必然って思えるのです。
お互いの家族に「恋」する気持ちを伝えるんです。
「何を、正直に言ってるの?」
そんな風に思いながら見ていたけれど
真面目で不器用な人だから
隠していられなかったんですね。
言い繕っても、隠しておくことはできないくらいに
心は深く結びついていたから。
一度,離れた二人が数年たってクリスマスの頃にまた出会うのです。
その時も自分の心を抑えて話をして・・・
でも、本物の愛は、決して離れることができなかった。
「不倫」なのに清らかで深い愛情の映画でした。
この2人は映画の最後までベッドを共にしませんでした。
恋する心の微妙な動きを描いた映画でした。
一気に進んでしまいたい私は、この自分の気持を抑えて抑えて・・・
っていう恋がもどかしくて・・・
この映画のとき、ロバート・デ・ニーロが41歳。
メリル・ストリープは35歳だったそうです。
その2人の年齢はとうに超えている現在の私ですが、
この映画の2人の様に分別があって、自分を抑える
大人の恋はまだまだできそうもない気がしました(*・∀・*)アハッ