とても素敵な時間でした。
だから…
この記事を、書こうと思っても、言葉が出てこなくて書けなくて…
時間ばかり経っていって…
迷って迷って･･･
ブロ友のnikonikotaroさんの記事で、
キーワードになる言葉と出逢って…やっと記事にできました
「雨、降らないでいてね・・・」
台風が近づいて、天候が不安定な8月の初めのころ、
鶴岡八幡宮の“鎌倉ぼんぼりまつり”に行くことができました。
昨年訪れて、あまりに素晴らしい時間で･･･
だから、来たかった…
そしてもうひとつ、どうしても来たい理由がありました。
八幡様に・・・
夕暮れが迫る小町通り
空は不穏な雲が広がって・・・
刻々と変わっていく空の色はこれから訪れる世界を予感させる…
小町通りにもぼんぼり
優しい絵に微笑をもらって・・・
鶴岡八幡宮へ・・・
にぎわう境内だけど
私の心はスーっと静かになっていく
仄暗くなる境内に浮かび上がるぼんぼりが違う世界を見せてくれる
私の一番奥にしまってある
けして出さない約束をした
本当の気持ち・・・
この地に漂う情念に呼び起こされる
ゆっくりと
心に届く絵をさがして歩く・・・
結ぶこと・・・
心・・・・
想い・・・
伝えたい
いてくれて…ありがとう
“我が恋の ごとく悲しや さくら貝
かたひらのみぞ さみしくありて”
6月の花にあの頃の不安を思い出す
遠く浮かぶ江の島の夕景は
秘めた慕情を包み込み・・・
ずっと続くほのかな灯りは別世界へ誘う道筋
せつない想いに涙が出そうになる・・・
静かにあの人を想う
真っ暗な中にぼんぼりの灯りだけ
少し離れるとみえなくなる
どこにいるの・・・
見失いそうになる・・・
それだけで不安・・・
たったひとりの人に伝えられたら・・・
あなたがいるから
笑っていられる・・・
凪のように静かな心
あなただけが
穏やかな私に戻してくれる・・・
幾千の夜毎、繰り返し願いをかけられてきたであろう美しい月に私も願う・・・
言葉にしてはいけない想いを・・・そっと
・・・うれしい
今宵ここに来られた・・・
ありがたさ
記憶が胸をかすめる・・・
積み重ねられた小さな出来事・・・
わたしがあの日願ったことを
叶えてくださって・・・
神様ありがとう存じます・・・
長く手を合わせる
思わず涙が出そうになり
あわてて笑顔でごまかしてみた・・・
感謝・・・
あの日々もなければいけなかったんだと
言い聞かせて・・・
葛藤する心の愚かさを嗤う
誰も見方のいない場所で
真実のみえないときに
逢えない人を想い
自分の心だけを信じて命を懸けた
あの女性（ひと）を考える
心から愛しく想う人がいるのに・・・
私はなぜ強くいられないんだろう・・・
不安に負ける自分が恥ずかしくなる
吉野山峰の白雪踏み分けて入りにし人のあとぞ恋しき
しづやしづ、しづのをだまき繰り返し昔を今になすよしもがな
逢えなくなったあなたが恋しいと・・・
私の名をよぶあの時が今であったらと・・・
静御前・・・どうしたらあなたのように凛とした心で
愛することができますか・・・
ただ一途に・・・
愛おしい人の事を想いながら
繰り返す日々･･･
会えない時間は会っている時間より
愛しい人を想っていたことに気づいた･･･
どうしても来たかったのは、6月の七夕の願いが叶ったから御礼参りに来たかったのです。
このお祭りの時に御礼をしたかった。
だから、本当に良かった。
幻想的なお祭り
この美しさを私の言葉では
うまく伝えられないから・・・
空想の世界に迷い込んでみました
静御前をいつも思い出すお祭り。
彼女の強い愛に刺激されて
私も少しだけ秘めた想いを・・・
でも、並んだ言葉は
あくまでも空想の世界の私の言葉です （笑）
素晴らしい風景、大切なひととき
心から感謝の夜でした。
明るく輝く14番目の月の力に惑わされて、いつもと違う私に今宵はなりたかった。