2月1日
18時40分
診断が降りたのは 20時22分
主人が永眠しました
なんだか呼吸の仕方がおかしいなと思ったのも束の間
息をするのが苦しそうで
だんだんと呼吸が浅くなって
最期には無呼吸になって
そのまま
乾燥してふちが白くなってしまった目
焦点が合わずぼんやりした目線
逝ってしまう寸前
涙を流してた
私や、お義母さんお義父さんの声に反応したのかな?
それとも、ただ苦しくて流れた涙?
わからない
目を閉じれば今も、最期の呼吸の音が聞こえる
亡くなる数日前、必死に病気と戦い
痩せ細った手から
2人でお揃いで買った指輪がベッドの上に抜け落ちてた
私もね、痩せちゃって指輪のサイズ合わなくなっちゃって、抜け落ちないように押さえながら過ごしてたんだよ
なんだか、本当に、さみしいね
悲しむ余裕なんてないほどに
やることがたくさんあるけれど
落ち着いたら、どうなるかな
…どうでもいいか、そんなこと
今はただ、全てが報われ救われる
高い、高い場所に
ゆっくり、迷わず、のぼっていけるように
祈るだけ
また、どこかで会えるといいな