わが家の天然アイドルのくるみ。
先月の中頃に【低たんぱく血症】と診断されました。
普段通りの元気はある。
普段通りの食欲もある。
でも下痢が続く。
季節の変わり目で体調を崩し気味なのかな?というくらいの気持ちで診察を受けたのですが、触診の結果〈腹水が溜まっている〉と。
その日は一旦帰り、詳しく調べるために翌日半日預かっていただいて検査をし、低たんぱく血症とわかりました。
低たんぱく血症にはいくつかの原因があるそうで、さらに検査をした結果、くるみの場合は腸に問題があることがわかりました。
そして薬を服用し、フードを療法食に変えたことで腹水は抜け、下痢も治まりました。
薬の飲み始め2週間くらいは導入期ということで多めの処方でしたが、今は維持期へ向けて、下痢を起こさず腹水が溜まらないところまで薬を減らすため、その量を探っている段階です。
この病気は残念ながら一生付き合っていく病気だそうです。
でもわたしは悲観していません。
今後、くるみは薬で症状をうまくコントロールできれば小型犬の平均寿命まで生きられると思うけれど、何か合併症を起こしてしまった場合はあと3年ということも考えられる、と説明を受けました。
この数年で父を亡くし母を亡くし、息子同然のとらのすけを亡くし、実家の猫たちも見送り、わたしの死生観は随分と変わりました。
何がなんでも死んでほしくない
一分、一秒でも一緒にいたい
寝たきりでも目を開けてくれなくても、あったかい、やわらかいままでそばにいてほしい
ずっとそう思ってきました。
でも、どうしたって死ぬことが避けられないのなら、それまでの時間を充実した幸せな時間にすることしかできない。
実際、お別れの時を迎えたときにはこの世の終わりくらいの絶望や悲しみや後悔でいっぱいになるのはわかっているけれど。。
合併症を起こすかどうかわからないうちから「あと3年…あと3年……」と思い悩み、悲しんでいるうちに、明日、わたしが事故にあって死ぬかもしれない。
なぜか、自分の親だけはまだまだ死ぬわけないと思っていたし、まだたった2歳のとらのすけが死ぬなんて考えたこともなかった。
でも、あっという間に亡くなってしまった。
『君の膵臓を食べたい』ではないけれど、命の期限は誰にもわからない。
それなら、できることは【今】を幸せに生きること!
毎日わたしたちを幸せにしてくれるこの子たちと、笑って生きていくだけ!
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きのうは亡き母の誕生日
あすは亡き父の誕生日
おかあさん、おとうさん、
お誕生日おめでとう(*^^*)