5月5日、炊き出しのお手伝いしていたときのこと。
発電機もとめてしまい片付け始めた頃に
「もう終わりですか?」と1人の若い女性。
ボランティアのみんなが一瞬固まった所、
北海道から来た主催者のやんじぃさんが
(http://mouth-mountain.greenwebs.net/)
「いいよいいよ、食べて行きな!」と笑顔♡
暫く待って、温かいらーめんを受けとり、ベンチで食べる彼女。
周りでは撤収作業がはじまりました。
女性ひとりでらーめんを食べるのも寂しいかなと
彼女の隣に座ることにしました。
たわいもない話をしている中で、
彼女は一人暮らしであることが分かりました。
引っ越し屋さんで働く彼女は、被災後はじめての休日。
職場で最年少なので「休みたい」と言いにくい。
みんな被災しているから、周りに言えないこともあるよね。
私、県外から来たボランティアだから、良かったら周りに言いにくいこと吐き出して言ってね。
というと、ポロポロと涙を流しながら、堰を切った様に色んな話をしてくれました。
家族がいる人は、家の片付け・物資をもらいにいくのも誰かに頼めるけど、一人暮らしだと大変。
アパートの貯水タンクの修復は目処がたっていない。
自炊するにも洗う水を確保するのが大変なので、野菜不足のインスタント中心。
何よりお風呂に入れないのが辛い。
無料開放していた市内の銭湯も有料になったので、
毎日500円は払えない。
余震が恐くて、軽自動車で車中泊。
車中泊がどんなに辛いか。
足がぱんぱんに浮腫んで、ちょっと机に足をぶつけただけで、
青くなって、病院に行ったら、車中泊が原因って言われた。
その晩、避難所で横になったら、足を伸ばせることが天国のように感じたこと。
ご実家は熊本だけれども、実家に戻ると通勤に2時間かかるので、こんな状況だけど、車中泊で一人でがんばっている。
「だって生活があるから、仕事を辞めることができない・・」
各避難所に物資が足りているか電話をかけまくるボランティアもさせて頂きましたが、「自治体から届いているからもう大丈夫」との答えがほとんどでした。
水を配布している所もあるのだけれど、彼女が仕事が終わっている頃にはしまっている。
コンビニやお店も空いているけれど、生活用水をミネラルウォーターで買うのも凄い支出ですよね。
そんななか、個人宅でも、物資が必要な方がいたら、とどけてくれる団体もあります。
自ら被災している若者たちが主体となって運営しているボランティア団体。
熊本支援チーム http://kumamoto-team.net/
彼らの物資総合受付の電話番号を教えて差し上げました。
ちょうど私の車に入っていた2リットルの水。
たった2本だけだけど差し上げたら、とても喜んでくれました。
避難所にいったところ、500ミリの水1本しかもらえなかったらしいです。
私が数日間だけ訪問した、ほんの一コマのお話ですが、
現地に想いを馳せるきっかけになれると幸いです。