深夜4時、私はこの時間が好きで嫌いだ。
朝にはまだ早く、夜というには深い時間。
一番心が素直になる時間のように思える。
でもきっと幸せな気持ちの時には寝ている時間でもある。
仕事があれば夜勤以外、この時間に睡眠をとっていないことは辛い。
翌日何もない日の深夜4時。
たぶん、日ごろ心の中にしまっている悲しいことや切ないこと
どうしようもならない現実や状況、
そんなことをぼんやり考えるのに私には適した時間なんだと思う。
夜に考え事をしようとすると、ろくなことを考えない。
大抵は思考がマイナスに傾きがちになってしまう。
寂しくとも誰かに連絡をすることもできない時間帯だ。
自分で自分の心と向き合うことしかできない。
その作業は時として、とてもつらい作業でもある。
人はみなひとりなのだと思い知らされるかのようだ。
だから嫌い。
そろそろ新聞配達の音がしてくるだろう。
けれど、今はただひたすら静かだ。
静寂に包まれる。
人の気配もほとんど感じない。
ある意味、何もかもから解き放たれたかのように
何もしなくてもよく、迷惑さえかけなければ何をしていてもよい。
私個人のことで言えば仕事をする時間でもなく
ただひたすら自由。
なぜかそんな風に感じてしまう時間なのだ。
それが好きな理由だ。
私の中の午前4時。
特別なこの時間はきっとこれからも変わることはないだろう。