CM差し替えの際、民放で流されるのが公益社団法人である「ACジャパン」のCM。

今年度は22作品が制作され、全国キャンペーンCM「決めつけ刑事(デカ)」「ゆうちゃみの3日ぶん」のほか、特定団体の支援キャンペーンCMである「アイフレイルの歌」(日本眼科医会)、なかやまきんに君が筋肉を見せる「なかやま、検脈!」(日本心臓財団)、近藤真彦が出演する「往年のアイドル」(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)など、この数日で繰り返し目にすることが増えています。

 

ACジャパンの活動は、1971年からスタートしており、「関西公共広告機構」として実は関西から歴史が始まっていて、1974年に「社団法人公共広告機構」として全国組織、2009年には「ACジャパン」へと名称が変更されています。

 

基本的にテレビCMは枠をおさえる契約をした際に費用が確定し、キャンセルをしても広告主が支払ったお金は返ってこないような仕組みで、ACジャパンの広告に差し代わったとしても、ACジャパンには1円も入ることはありません。

 

基本的には3ヶ月や半年前から広告枠の営業活動が行われており、今回のフジテレビ騒動によって直近でフジテレビが影響を受けていることはありませんが、騒動の影響によりフジテレビの視聴率も下がっており、視聴率が下がることにより広告の価格も下がり、将来の収入に影響することになります。

 

 

 

27日に放送された民放テレビ各局の衆院選開票特番の平均世帯視聴率は、テレビ朝日「選挙ステーション2024」の午後7時54分からの「第1部」が9・6%、午後9時からの「第2部」が9・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で民放トップとなったのだそうです。

パートで分けられた各局の特番で平均世帯視聴率が高かったのは、日本テレビ「NNN衆院選zero選挙2024」(午後7時58分からの放送分数62分)が8・7%、フジテレビ「Live選挙サンデー超速報SP」(午後9時からの60分)が8・3%、テレビ東京「集まれ!総選挙ライブ」(午後7時50分からの10分)が3・7%となっており、プロ野球・日本シリーズ第2戦「DeNA×ソフトバンク」と衆院選の開票速報をダブル生中継するという異例の編成を行ったTBS「決戦!緊急W中継 SMBC日本シリーズ2024×選挙の日」は、午後6時3分からの209分が6・9%となっています。

全体1位は、NHK「衆院選開票速報 2024」(後8・45)で19・1%をマークし、前回の国政選挙、2022年の参院選では日本テレビ「zero選挙」(後7・58)が9・4%(午後7時58分~午後9時)を獲得し、これが民放では最高となっていました。

タモさんがストーリーテラーを務める「世にも奇妙な物語’24 夏の特別編」が6月8日に放送されたのですが、視聴率がいまいちだったようですね。

かつては視聴率20%超えも珍しくなかったシリーズなのですが、近年は1ケタが続いていて、昨年11月放送の「秋の特別編」は世帯平均6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でシリーズ最低を記録していました。

最新回では、原菜乃華主演のホラー作品「友引村」、高杉真宙や新納慎也が出演する「人類の宝」、髙橋ひかる、竹財輝之助らによる「週刊 元恋人を作る」、若村麻由美とSixTONES・ジェシーの共演が話題の「追憶の洋館」の4本を放送したのですが、「今回も面白かった」という声が上がる一方、「昔のほうが面白かった」という声が目立っており、そんな意見がここまでの視聴率低下の原因ともなっているのでしょうね。

とはいえ、Youtubeなど現在ではテレビがエンターテイメントの主役というわけでもないので、そろそろ視聴率などという指標はなくしてもいい気がしますけどね。