タモさんがストーリーテラーを務める「世にも奇妙な物語’24 夏の特別編」が6月8日に放送されたのですが、視聴率がいまいちだったようですね。

かつては視聴率20%超えも珍しくなかったシリーズなのですが、近年は1ケタが続いていて、昨年11月放送の「秋の特別編」は世帯平均6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でシリーズ最低を記録していました。

最新回では、原菜乃華主演のホラー作品「友引村」、高杉真宙や新納慎也が出演する「人類の宝」、髙橋ひかる、竹財輝之助らによる「週刊 元恋人を作る」、若村麻由美とSixTONES・ジェシーの共演が話題の「追憶の洋館」の4本を放送したのですが、「今回も面白かった」という声が上がる一方、「昔のほうが面白かった」という声が目立っており、そんな意見がここまでの視聴率低下の原因ともなっているのでしょうね。

とはいえ、Youtubeなど現在ではテレビがエンターテイメントの主役というわけでもないので、そろそろ視聴率などという指標はなくしてもいい気がしますけどね。

2023年7月12日(水)に「知られざるマヤ文明ライフ」が発売されます。

古代マヤは高度な天文知識や建築技術を備えたマヤ人たちが、王を中心に神を信仰し、栄華を誇った文明で、メキシコ南部からグアテマラ、ベリーズ、エルサルバドルの全域、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカの一部を含む、中部アメリカで興った古代都市文明圏をメソアメリカといい、そのメソアメリカの中で特によく知られている文明がマヤ文明とアステカ文明です。

本書ではマヤ文明を取り上げて、王や貴族の暮らしだけではなく、市井の人々の生活を豊富なイラストとともに紹介されています。

  • 書名:知られざるマヤ文明ライフ
  • 著者:譽田 亜紀子
  • 仕様:A5判、160ページ
  • 定価:1,760円(税込)
  • 発売:2023年7月12日(水)
  • ISBN:978-4-416-52330-8

去年、BS1スペシャルで放送された東京オリンピックの公式記録映画の製作チームに密着取材した番組について、BPOが、取材、編集、試写の各段階に問題があったと指摘、重大な放送倫理違反があったとする意見書を公表し、NHK「指摘を真摯(しんし)に受け止め、視聴者のみなさまの信頼に応えられる番組を取材・制作してまいります」とコメントしています。

問題となった番組はBS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」で、河瀬監督による五輪公式映画の制作陣に大阪放送局のディレクターらが密着取材したもので、問題となったのは映画スタッフが元ホームレスの男性にインタビューする場面で「五輪反対デモに参加しているという男性」「実はお金をもらって動員されていると打ち明けた」という字幕を付けていました。

これが本当のことであれば問題はないのですが、実際にはこの男性が五輪反対デモに参加していたた事実はなく、さらに別のデモに関する発言を五輪反対デモの発言にすり替えて編集していたのだとか。

しかも局内試写では、回を重ねるたび字幕は都合良く改変されていたようで、これ、いい大人が作るものではないですよね。

こんなことをする放送にお金なんて払いたくないですよね。