6月1日。
夜明け前
から、家の近くで子猫
の鳴き声がしていました。
普段から夜中に何度か目を覚ます私。
今日は子猫
の鳴き声で目を覚ましました。
「ミャー、ミャー、ミャー、ミャー」
すごく長いこと鳴いています。
それも、我が家のすぐ近くにいるようです。
でも、まだ辺りは真っ暗
。
…外に出るのは、イヤだなぁ…。
気にはなりながらも、また布団の中
へ…。
朝5時半。目覚まし
の音で目が覚めると、
まだ、同じ子猫
の鳴き声がしています。
…まだ、いるんだ…。
7時。娘を送るため車
の方へ行くと、
どうやら、すぐ近くで
泣いているようです。
…どこにいるんだろう…。
すごく気になります。
エンジンをかけて、出発。
数キロ走り、まず自販機でお茶
を購入。
「ミャー、ミャー、ミャー、ミャー」
何故だか同じ子猫
の泣き声がします。
…えぇっ?
ちょっと怖くなって、車の周りを見回しました。
「ミャー、ミャー、ミャー、ミャー」
姿は見えないのに、すぐ近くで泣いています。
…どこ?
すっきりしないまま、再び学校
へと向かいます。
信号
で止まると、再び子猫の声。
「ミャー、ミャー、ミャー、ミャー」
…
?!
ここまで来ると、ある意味ホラー
です。
とにかく心配で、しばらく窓を開けることに。
予想外にも、その声
は遠くの方から聞こえて来るようでした。
「もしかしたら、兄弟猫ちゃん
がこの辺にいるのかもね。」
娘とは、そういうことで納得し合い学校への道のりを急ぎます。
学校で娘を降ろし、ここからは一人で自宅へ向かいます。
…不思議なこともあるものだなぁ…。
そんなことを思いながら、車
を走らせていると、
まさかと思うような場所で、またまた子猫
の鳴き声が!
もう、ここまで来れば確信以外の何物でもありません。
…この車の、どこかにいる!
…でも、どこに???
自宅へ帰り着くと、しばらく息を潜めて耳
を澄まします。
「ミャー、ミャー、ミャー、ミャー」
どうやら、車の前の方から声がします。
前輪、車の下など、下の方からも覗き込んで見ますが、
子猫
の姿はありません。
…どうして?どこにいるの???
まさか…とは思いつつも、ボンネットを開けてみる私。
…んー。こんなところに、入り込むスペースなんてないよねぇ…。
そう思っていると、
「ミャー、ミャー、ミャー、ミャー」
…やっぱり、この中のどこかにいる!!
隅々まで一生懸命目を凝らして
見てみました。
すると、小さな隙間に、小さな小さな子猫
の頭が見えます。
…うわぁっ!かわいい子猫!
声の主は、片手の手のひらに乗るくらいの小さな子猫。
ホッとしました。
だけど困ったことに、その子猫はすごく臆病で、
外に出て来ようとはしません。
煮干をあげても、近寄っては来ません。
…困ったなぁ…。
しばらくほっておくと、いつの間にか煮干を平らげていました。
…煮干に釣られて外に出てきてくれたら…。
そう思いましたが、どんどん奥へと入り込んでいくので
ディーラーさん
に頼んで来てもらいました。
出てきた子猫
は、やっぱり人間が怖かったのか、
一目散に逃げて
行きました。
すごーく可愛い顔の子猫
でした。
…もう少し煮干を食べてから逃げて行けばいいのにねぇ。
娘も子猫を見たかったと、残念
がっていました。
ボンネットの中に、思いがけずかわいいお客さん。
…また来ないかなぁー。
逃げていった子猫
が気になって仕方のない1日でした。
