https://youtu.be/W3PE8BF98p0

タイトル「小泉今日子といつかのメリークリスマス」

三女 今日子は奉仕の人。そして、昭和が誇る肝っ玉母ちゃんである。 

ち kathyが小学生の頃、夏休みにこの今日子が実家に帰ってくるやいなや もんぺ姿に鎌を抱えてこう言った
「わたし、肝っ玉母ちゃんになる!」
と、声を大きく宣言し、草が生い茂る実家の庭を鎌でガツガツと掘り返し始めたのを覚えている。

そして、誰に対しても対等で物怖じすることなく様々な事を言ってのけ、やってのける姿に 私はいつも元気とパワーを貰えた。

なるほど、今日子が天草一の男前から求婚されていたのも頷ける。

屈託のない笑顔に真っ直ぐな言葉でなんの恐れをも感じさせないその姿に、人は皆、魅力されるのだ。

今日子はどこにいても人気者でとても面白い。

そんな彼女はよく、阪神淡路大震災でのボランティア活動をしていた頃の話を私に聞かせてくれた。

全ての人と対等に接し、平等に物資を配り、相手を労わるそんな今日子に沢山の人が元気を貰ったに違いない。

そんな今日子は、人生のパートナーとしてとても不器用で職人肌な高倉健を天から授けられた。

今日子のその屈託のないパワフルさにも危険はつきものだ。

健は、そんな今日子の危うさを未然に感知し、言葉少なに そっちじゃないよ、こっちだよって 今日子も気付かぬうちに 軌道修正をしながら彼女を支える存在だ。

ただ、不器用な故に言葉足らずなのがまた憎いねぇ〜♫

そんな今日子だが、彼女は人知れず悩みを抱えている事をkathyは知っていた。

今日子はあまりにも人に奉仕をしてしまうあまり、自分のことは後回し、後回し。

自分がどれだけきつくても、あちらはもっと大変だ、なんとかしなきゃ、なんとかしなくっちゃ。

他人を思いやるあまり、自分の気持ちを後回しにし続けて 自分に奉仕する時間も忘れてしまう熱心さ。

今日子はいつも可憐で、そしてパワフル。もう十分すぎるほどの元気とパワーを貰ったよ。

だからこれからはもっと自分の為の奉仕の時間をゆっくり作ってね。