2020年1月14日、延期になっていたWindows7のサポートがとうとう終了します。
サポート無くなったらどうなるんでしょうね?
私の個人的な意見ですが、実際に使い続けてみないとわからない。というのが現実的なところかなと思います。
そもそもサポートが終了するって、どういう事でしょうか?
わかりやすく洗濯機で例えてみます。
30年前に購入した洗濯機が壊れたら、皆さんどうしますか?(30年ってちょっとありえないかもしれないけど)
- 寿命かな?新しいのに買い換えよう。
- 部品を交換すればまだ使えるからメーカーに修理に来てもらう。
後者の場合、メーカーが修理に来たとしてもおそらく、もう部品が製造されていないので買い換えてくださいってなります。
そんな業者の対応に対して、何言ってんのよあんたのところが作った洗濯機でしょ、部品を変えれば済む事じゃないの!なんで買い替えなきゃいけないのよ、部品の製造が終わってるなんてメーカーの勝手な都合でしょ!
そんな風に文句を言っちゃいますかね?
電化製品は、どんどん新しいものが出てきます。新しいものを作ると当然古い商品に対応している部品は需要がないので作られなくなります。
使う人がいないのに、部品を作り続けてしまうとメーカーは赤字です。顧客の利用状況や、部品の消耗がどのくらいで限界に達するか検証し、このくらいが寿命だろうという期間を設定し、部品の製造終了時期を考えています。
そのだいたいこのくらいが寿命だろうというのがサポート期間。それを過ぎると古い商品の部品製造を終了し、新しい部品の製造へと移っていきます。
どうでしょう?
洗濯機だとなんとなくイメージできませんか?
パソコンにも寿命があります。部品の寿命に加えて、IT技術やコンピューターウィルスなど、2007年に作られた当時は最新であっても、13年も経つと進歩した技術にパソコンもついていけなくなります。
いま2020年現在に使われているサービスで、Windows7が発売された頃にはなかったサービスがなにかを辿っていくと、どれだけIT技術が進歩したかが分かります。
たとえば音楽・映画・本なんてどうでしょう?
CD・DVD・紙という媒体から、すべてネットを介したサービスに変わりましたよね。
新しいIT技術を使ったサービスが増えると、13年前のパソコンではもう処理が追いつかない!という状況になってきます。
そしてこれから先も、さらにIT技術は進歩して、5年後・10年後には今は想像もつかないものが出てくるかもしれません。
それでもまだWindows7を使い続けるとなると、新しいIT技術についていけないので、遅かったスピードがますます遅くなり、せっかく利用したいサービスがあっても、パソコンの中にそれを動かすための部品や技術がなかったりします。
また、ウィルスについても同じです。
ウィルス対策ソフトを入れているから、Windows7を使い続けても大丈夫なんじゃないの?と思う方がいます。
これは、使い古した網戸をイメージしてもらうと分かりやすいです。
網戸って、最初はきれいに目が揃っていますが、いつの間にか虫が入るくらい目の広がった個所が出てきます。網戸の糸も劣化して破けてきます。そうすると、外から小さい虫も大きい虫も入ってくるようになります。
パソコンも使い続けていると、セキュリティシステムがほころんできて穴が空き、穴が広がったり増えたりしていきます。いままではMicrosoftが更新プログラム(洗濯機でいうところの新しい部品みたいなもの)を定期的に配布して穴を修理してくれてましたが、それがなくなるということは、空いた穴は開いたままの状態なので、ウィルス対策ソフトをいくら新しくしても、入ってくるウィルスが多すぎて対応し切れない事がおこります。
で、ある日突然寿命が原因なのか、ウィルスが原因なのかわからないけれども動かなくなる日が来ます。
あ、人間と同じですね。
長く生きていると、風邪ひきやすくなったり、病気で入院手術が必要になったりするように。手術(修理)して治るならいいけど、交換する臓器(部品)がなくて治らないこともあります。
それでも、どうしてもWindows7を使い続けなくてはならないというのであれば、電源が入らなくなってしまった時の対策をぜひやっておいて下さい。データの引越しなど。特に写真データは取り返しがつかないですからね。
パソコンは私たちの生活を便利にしてくれる道具です。一般家庭に普及してもう20年も経ちますから、なぜサポートの終了があるのか、なぜ寿命があるのかを考えながら、使ってあげてくださいねー
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