今年の感謝を伝えよう(9月2日ブログ追記) | 心

〜私の心♡いついかなる時も〜


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みなさん、年末いかがお過ごしですか?


JMAしあわせ使命判断認定講師


心屋式カウンセラー


小悪魔女神♡里恵です('-^*)/



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↑約7年前の私



昨年の今頃、

大晦日もかわらず、言語療法を

させて頂いていました。

あいさつを言う練習で、

患者さんと一緒に、

「よいお年を」

「あけましておめでとう」

と、言ったり、

年賀状に見たてて、

新しい干支をなぞり書きしたり、

していました(o^^o)


もう一年!

鏡餅鏡餅鏡餅


私が、


言語聴覚士(げんごちょうかくし)の


ころの、





患者さんとのやりとりの一例を、


かきますね・・・




脳出血で、


話すことが難しくなった、


Aさん(以下A)、60代男性




私「Aさん、こんにちは」


A「・・・」(会釈のみ)


私「一緒に言ってみましょう。 こ 」


A「んにちは」


私「最初から言ってみましょうか」


A「(私の口の動きを見ながら)


  (自分の口をいろいろ動かしながら)


  く、こ、んにちは」





私「お年はおいくつですか?」


A「えっと、お年は・・・20、じゃない


  20、じゃない、2・・・」


私「20代ですか?」


A「じゃなくて、えっと・・・」


私  (紙に『20―30―40―50―60』と


  書いて見せる。)「どのあたりですか?」


A「これ」(と、60を指さす)


私「60代なんですね」


A 「そう、そう」 (うなずく)




 と、最初は


 そのようにして、


 患者さんの身近な情報を


 確認しながら、


 患者さんの反応を


 引き出していきます。




 初めてお会いする時には、


 まずはあいさつから。


 当たり前


 なのですが、


 あいさつが、


 声を出して言えるか、


 私の口を見たら言えるのか、


 最初の1音があれば言えるのか、


 言う気がなくて言えないのか、


 など・・・


 

 そこから、


 その方の、


 今できる言葉の力を診る、


 ということをします。



 

 ごくごく1例を挙げました。



 あいさつや、


 年齢を聴かれて答えるとか、



 当たり前、


 ですよね。




 でも、


 当たり前じゃないんです。



 それを、


 患者さんは、


 教えてくれていました。




 言葉で伝えられない状態、


 患者さんは


 絶望されます。


 でも、


 話せないけれど、


 どうしたら伝えられるか、


 こちらが選択肢を見せたら指させたり、


 こちらが言ったことに、


 はい/いいえで答えられたり、


 待てば、試行錯誤しながら、


 言いたい言葉が出てきたり。



 お互い試行錯誤しながら、


 「伝わる」と、


 患者さんは、


 大変な状況の中でも、


 安堵の表情をされます。



 「伝わる」


 ということも、


 すごいこと。





 当たり前は


 

 当たり前ではない、



 ですね。



 「言える」「伝えられる」って、


 

 すごいことですね。


「今年一年ありがとう」

「来年もよろしく」

  って、

  伝えよう(o^^o)


 

 感謝




                            里恵