「鎮圧なう」農村に武装警官隊が突入、警官がSNSに書き込んで“炎上”―中国


2013年03月11日



村政府選挙を求めて政府と対立、「第二の烏坎村」と呼ばれる上浦村について中国当局が自爆している件について。



■メンツのために武装警官を突入させたら裏目ったでござる

記事「武装警官1000人超が村に侵攻、農民数千人と衝突=上浦村は第二の烏坎となるのか?」でお伝えしたが、広東省掲陽市掲西県の上浦村の農民と当局の対立が注目を集めている。

現状を簡単に説明すると、



1月、村政府の李宝玉主任が懇意のビジネスマンと村の土地500ムー(約33ヘクタール)を激安で貸し出す契約を交わす。お値段は1ムー辺り5000元(約7万5000円)程度で契約期間は50年。実際にはさらに多くの土地を貸しだしていたとの話も。キックバック間違いなし。あまりに条件が悪すぎると村民が反対運動。

2月22日、李主任が打手(金で雇われて暴力を振るう人)を雇う。60人余りが車に乗り込み村に突撃をかけるも、村民3000人は一致団結して返り討ちに。打手が乗った車をひっくり返し、燃やす。

事件後、県政府がやばいと気づき、契約を撤回させる。李主任を拘束。

問題の契約は撤回されたが、それだけでは村民は満足せず、村民の選挙によって新たな村政府を作りたいと要求。またひっくり返した車もそのままに村の入り口にテント、バリケードを張り、立てこもり状態に。

両会開催中にこんなことやらせているのは見栄えが悪すぎると思ったのか、3月10日未明に武装警官隊が村に突入。バリケードの排除をはかる。武装警官隊は照明弾、催涙弾、電磁警棒で攻撃。村民たちは棍棒、鍬、投石で抵抗する展開に。3時間にわたる戦いの末、武装警官隊は撤退したが、どっちが勝利したのかは不明。複数の村人が負傷したほか、数人が逮捕されたもよう。

10日、当局は李主任を拘束したことを公表。「悪い勢力と手を結んで、土地使用権貸しだしに関する利益をむさぼろうとした」とその罪を認めたが、それだけに逆になぜ武装警官隊を突入させたのかは謎の状態に。

武装警官VS農民の戦いキタコレ、と各国のメディアが上浦村の事件を報道。メンツのために武装警官隊を突入させたはずなのに完全に裏目に。


■「鎮圧なう」SNS書き込みの警官が炎上

上浦村の情報などは中国のSNS・微博などでリアルタイムに発信され情報が拡散していったが、ちょっと想定外の書き込みが話題となった。

*勝利の帰還。いやー、まさにファッキン・エキサイティングですた。投石の中、閃光弾に暴徒鎮圧用ゴム弾、催涙弾を発射。エキサイティング。でも疲れたよ。損害なしに帰って来られたのはよかったね。

http://kinbricksnow.com/archives/51846976.html#more


以上、U-1速報さんより一部引用。

http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50396003.html



さすが中国、こんな事も日常なんですね。
チベット侵略でおなじみの電磁警棒持ってるのも
当たり前と言う事が、この話からも分かりますね。

そんなもん普通に持ってる国がどれほど

・・・・・

私が世界を知らないだけかもと、
今なんかそうすごく思いました。

そう遠くないフィリピンでも、
普通に妬み程度で人撃ってますしね。



先日、中国から黄砂と有害物質が飛んできてる件で、
義父が「日本も昔公害があって厳しくなったから、
中国も厳しくなるだろう」と言ってましたが、
「んなこたぁない」とツッコむのはいろんな意味で止めましたw

この話で一番怖いと思うのは、
これだけ日常が違う国が隣にあるにも関わらず、
何も知らずに友好を唱える方々がいい人扱いとなり、
こういう話をした方がおかしな目で見られてしまう
今の日本だと思う今日この頃です・・・。