今年の5月から、私は「西式甲田療法」なるものを
軽くかじった感じでダイエットしてました。
産後から太りっぱなしだった体に危機感を覚えたのと、
我が家で節約を心がけるようになったあたりで、
今テレビでよく見かけるDr南雲の一日一食に影響され、
「だったら食事を減らせばいいじゃない」と、
ざくっと調べた結果、目に付いたのがコレだったというわけです。
この甲田療法、大雑把に言うと、
朝食抜きの一日2食、18時間は食事を控える半断食で、
胃腸にお休みを与え、消化に使うエネルギーを
体の回復や日ごろの活動に使い、元気になりましょう、
というものです。
これに青泥と呼ばれるグリーンスムージーっぽいものを足して
1日250gの生野菜を頂きます。
とりあえず、朝に飲む青泥はいいです。
今では私も毎日飲まないと、栄養不足になってる気がして、
お通じやら栄養不足によるすね小僧の痛み等、
体にいろんな不具合が出てきます。
これを始める前は少し食欲が落ちただけで
体が栄養不足になり、すぐに立てなくなってたんですが、
(授乳中だからでしょうね)
やってる間はそういう症状とも無縁で、
体も前よりずっと軽くなったように思えます。
ひふみ神示に「2分は神に供えよ」「食節すると運開けるぞ 病治るぞ」
というくだりがありますが、この甲田療法に触れる事で、
それらの言葉が「あ～なんだ、こんなことか」と、
ごく普通の生活の中でストンと腑に落ちる事も多々あります。
そんなこんなで、9月にはマイナス12kgを達成しました。
出産前よりもマイナス、嬉しい限りです
・・・ところが
ここのところ、しばらくこのやり方をお休みしてました。
原因はいくつかあるんですが、もっとも大きいものは
「寒くて寒くてたまらないぃぃぃぃ
」
私は入門編の本だけを見てかじった程度にやってただけなので、
体感的になんとなく想像はしてたけど、何この寒さ？？？
ってくらい、寒さが足からずずぅーーーーーーーっと来るんです。
まだそんなに寒くない秋口に、極寒の厳しさを体感した気分になったので、
他の事も重なり、とりあえず一旦お休みすることにしてました。
そして甲田療法のもう少し詳しい本を読んでみると、
小食生菜食はこの寒さが一番のハードルで、これを越えて晴れて、
冷え知らずの健康な体になれる、とありました。
陰極まれば陽になるの理屈だそうです。
つまり「とにかく頑張れ」と。
その昔、派遣先の工場のおばちゃんにコツを聞いて
「一生懸命やるんだよ！」と返されたのを思い出しました。
なんとなく、それでもうまく過ごすコツはあるんでしょうが、
どうやらこの辺になると、ちゃんと運動も組み合わせないと、
雪山で遭難して動けない人になってしまいそうな気がします。
(私は元々変温動物体質で、暑くても寒くても動けなくなってました)
そしてその本によると、少しの間集中的にやる分には、
一気に食事量を減らしてしまってもいいけれど、
（断食は細心の注意や専門医のサポートが必要だそうです）
長期間小食の習慣を身につける為には、
とにかく「自分を凡夫と自覚すること」とし、
とにかくゆるーい階段を少しずつ登るようにすることが、
成功のカギと言えるようです。
私はとりあえず数カ月集中的にやった後なので、
ちょうどいいタイミングでこの本を見る事が出来たようです。
これを知らないまま小食を習慣付けようとしたから、
何か知らないけど出来ない的な事が多発してたんですねぇ。
小食や断食は、未だ多くの方が否定的なイメージを持つ段階で、
私ももっと食べろと言われる事がしょっちゅうです。
そして確かに、知識が無いままただ小食を考えていた頃や、
つわりで何も食べられなくて動く事も出来なかった頃の経験から、
体にはちゃんと栄養が必要だって事も、身にしみて理解しています。
ですが、きちんとした知識に基づいた小食であれば、
むしろ体はどんどん健康になるという事例も多く存在し、
少しばかりではありますが、私もそれを経験しました。
本当にいい事って、実際にはかなり頭を使う必要があるので、
中途半端に教えられて気軽に実践しようとすると、
結果が伴わずに自信を失って逆効果になってしまったり、
そこから否定派に回る人も出てきたりしますが、
小食もそういうものの一つなんだろうなって気がします。
この小食で健康になる
この小食で長生き出来る
この小食でよく働ける体になる
この小食で頭が良くなる
この小食で美しくなる
この小食で運が開ける
甲田光雄先生の本より抜粋
とりあえず私は、好き嫌いMAX娘の
食事の研究やらお付き合いなどもありますので、
なかなか1日18時間の半断食は達成出来ませんが、
75点を目指すレベルで、ゆるゆる再開してみます。