更年期のイライラや感情の暴走の原因は・・・
更年期の不調の原因は、
女性ホルモンの減少とされていますが、
そこからさらに引き起こされるもう一つの不調があります。
脳のパニックです。
脳とボディのバランスが取れなくなる現象です。
普段の生活では
脳から指令が出て、体に信号が送られ、私たちの体は動きます。
この動きについて、私たちは全く意識していないですが、
たくさんの指令と信号で、フツーに生活していますが、
更年期になると、私たちの卵巣機能は徐々に落ち続けます
すると、どうなるか
卵巣機能が落ちるとどうなるか・・・
女性ホルモンというのは、卵巣から勝手に分泌されるのではありません。
実は、脳からの指令を受けて動いています。
卵巣より、脳の動き（指令）が、先なわけです。
脳は、卵巣の司令塔に当たります。
常に卵巣の働きや、ホルモンの働きを見張っています。
更年期前のようにホルモンが分泌できていれば、
脳と卵巣は、円満関係なのですが、
女性ホルモンが出せない！！！となると
司令塔である脳は、
「出して！出して！」と強く指令を送り続けます。
ですが、
加齢による卵巣機能は落ちていく一方で、
元に戻ることはありません。
そうするとどうなるか・・・
結果、ココロとカラダの症状として、
ひどいイライラ、不安感、不眠、焦燥感、無気力などのメンタルの不調、
自律神経のアンバランスが引き起こす動機やめまい、フラフラ感、
ホットフラッシュと呼ばれる止まらない汗や体の火照りなどが起こります。
脳とボディで、パニック！
実は、この脳のパニックに私自身、だいぶ悩まされました。
カラダの症状というよりも、
脳が〜どうにもこうにもおかしい
当時、私は更年期について何も知りませんでしたから
まさか、脳と卵巣の間で、スッタモンダしているなんて知る由もありません。
私の更年期症状の最初の頃は、
物忘れがひどくなる、集中力が続かない・・・といった
微妙な症状から始まりました。
これらの症状って、
些細なことと思いがちで、
自分では意外と危機感を持つことができなかったのです。
そのため、
更年期を甘くみて、だいぶ自分自身を放置していました。
今、思い返すとこの時点で気付き、対処していれば
２年間も更年期症状に悩むことがなかったと思います。
今、更年期症状が出ていない方でも、更年期について知っておくことで
気付きが早くなり、重症化せずに済むと思います。
次の機会に、
プレ更年期や、更年期に危機感がない方でも
自分を見てあげる、見守ってあげる方法について
書きたいと思います。
今日もお読み頂き、ありがとうございました。