私が色々な猫と関わるようになったのは、

あるシェアハウスに住むようになってからでした。


40代の私はどん底でした。

自分の思いとは正反対に頑張りすぎて、

ストレスだらけの生活。

夫婦関係もうまくいかず、精神的にも

酷い状態でした。


私はもがき苦しみ、今の自分を変えたくて

いつも模索していました。

毎日自問自答しながら自分を知り、

執着を捨て、

家遂にを出る覚悟を決めました。


私は今までの仕事を辞めて

ひとりで生きていくための仕事と家を探しました。


当時家には2匹の猫がいましたが、

そのうちの1匹の猫のラブちゃんを連れて、

猫と一緒に住めるアパートを探しました。


東京で生活をすることを決めた私は、

猫を連れて住める場所は

私にとって家賃が高すぎました。

そこでSNSで色々と検索をして、辿り着いたのが

猫と一緒に住めるシェアハウスでした。


そのシェアハウスは新築で、

立地も良い場所なのに家賃も手頃でした。

そしてもっと気に入ったのが、

部屋は一階に6部屋のみで、猫連れの女性しか

入居できない場所でした。


私はそのシェアハウスにラブちゃんと入居し、

そこで最初に5人の女性と6匹の猫ちゃんと

共同生活を始め、

その後も何人かの女性と何匹かの猫ちゃんと

生活を共にしました。


同じ女性でも年齢も職業もさまざまで、

同じ性格の人は誰もいません。

猫ちゃんも全く同じで、

皆性格がそれぞれ違います。


そんな猫ちゃんたちといつもリビングで

観察をしていたら、

猫ちゃんたちの似顔絵が描きたくなりました。






色々な猫ちゃんを観察をして描いていると、

それぞれの猫ちゃんの性格がわかります。

そしてその猫ちゃんと

猫ちゃんの飼い主さんとの共通点も

たくさん見つかるのでした。


続く