こちらの続きです。




新月が来てラマダンが終わると、イードと呼ばれるお祝いの日が、3日間続きます。



明けましておめでとうのノリで、
「イード・ムバラク!」と言い合い、家族で集まったり、親戚を訪ねたりと、過ごし方も日本の新年のような感じです。


初日は新しい服をおろし、家族でご馳走を囲んだり、女の子はヘナ(メヘンディとも呼ばれるボディアート)をしたりして、楽しみます。



親戚周りの時は、子供がいると、イーディと呼ばれるお年玉のようなお金がやり取りされることも。




観光に行く場合、ラマダン以上に避けた方が良いのは、イードだと思います。

みんながお休みなので、よほど観光客の多い場所は別かもしれませんが、デパートも観光スポットもクローズします。





こうしてラマダン期間が終わると、通常の生活に戻ります。

断食は気をつけてやらないと体調をくずしやすいですし、映画や音楽などの娯楽も制限して暮らす期間なので、終わるとほっとするようです。

仕事もラマダン期間に進行がスローになっていた分、しばらくはバタバタすることも多いようです。


体力も気力も使うけれど、家族で街で、みんなで助け合って生きる期間。
ラマダン期間から、私はそのような雰囲気を感じます。





ちなみにこのラマダン後のイードとは別に、バクライードという、もうひとつのイードがあります。

これについても、いつか書きますね。




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