誰かに必要とされたい、そんな思いがぐるぐる回る


昔からそう


自分には価値がないと思っているから、その無価値感を埋めるために、誰かに必要とされたがる


そういうのを、嗅ぎつけるのがすごく上手い人が居て、だいたいは悲惨な目に合う


でもそれも当然だと思う自分もいる


私には価値がないんだから


私には価値がない、生きる価値が


だって親にも愛されなかった


愛されなかったのは違うかもしれないけど


私が居なかったらもっと母は幸せだったんだろうな、と思う


私が母の幸せの邪魔をした


私が産まれてこなかったら…


父は多分どっちでもいい

興味がない


どんなに頑張っても褒められたことはない


高校を首席で卒業しても「あなたより欲しがってる人が居たのに」

国立大に受かっても「女子が賢いのは心配」


まぁいつも母は正しい

国立大を首席で卒業しても、結果は無職の引きこもりだ。


とにかく私は、あなたが居てくれて嬉しい、とか幸せ、とか感じたことがない。


私は人の幸せの邪魔をするのが怖い


いつも隅で様子を伺っている


ここに私が居ても大丈夫だろうか


私は役に立っているだろうか


私はこの場に相応しいだろうか


いつもそうやって全方位に全集中している


そりゃ疲れるわ