最寄駅

Suicaが見当たらず

切符買ってたら

隣にいたラテン系

外人さんに話しかけられた。


言葉は分かんないけど

『Yokohama』『〜yen?』

くらいは聞き取れ。


『コレですよ〜』

金額ボタン指差してあげたら

『ありがとう』

キレイな日本語で

返事され、

(なーんだ。日本語喋れますやん💦)


『スペインから来ました。

 正確には

 生まれはスペイン、

 その後

 南米に行きました。』


(そーなの?

 スペインと南米、

 両方タンゴがあるし、

 スペイン語よね。)


テキトーに

フンフン聞いてたら、


『バルセロナは

 行ったことありますか?』


『サグラダファミリア

 行きましたか?

 あと50年くらいかかりますよ。』


喋りかけてくるので

テキトーに聞いてるうち、


(そういえば今日この後、

 ファリャの

 『ダンス・エスパニョール』

 弾くんだったっけ?

 スペインを深めろって事かな〜)


ボンヤリ思ったら、


脳裏にパン‼︎と

スペインに行った時の風景が。


目が眩む強い日差しに

キラめく水飛沫、

日差しが強いほどに

真っ黒な影は

吸い込まれそうな

死の入り口に見えた。


(そうだ、

 ガウディ観たくて

 行ったんだっけ。。)




『私、闘牛士だったんですよ。

 闘牛はF1と同じ。

 あの場に立った時は

 死を忘れる。』


『誰でもなれるものではないけど

 たまたまオジが闘牛士で

 声がかかったんだ。』


『ランボルギーニの

 車の名前は

 牛の名前。

 闘牛はスペインの心。』



…そうだ。

やっと思い出した。


ガウディが気になって

行った現地。


あの時、

強烈に感じたイメージ

↓↓



『死と生は

 オセロ

 表裏一体。



 生きるは苦しみ

 死ぬは一瞬の苦しみ

 

 気を緩めて仕舞えば

 いつでも死は

 容易く

 私を優しく抱き包む。


 死は恐怖

 だけど


 朽ちていく様は

 どうしようもなく美しい

 甘美な誘惑。。』



(コレって伝わるのか?笑💦)



…ああ、

あの時、感じたのは、

本当だったんだ〜と、

独り納得。



ラテン系の人は、

逆方向の電車。

ホームで5分くらい

話を聞いてただけなんですけど。

私にとっては

有意義だった。


〜〜〜〜


その事を

ライブの時

話してみたら、


私の話し方が悪かったのかな。


『あなた、それ、

 ナンパよ?』


『ホント良いネタ

 引っ張ってくるよね〜』


『帰りまたスペイン人に

 ナンパされないようにね〜‼︎笑‼︎』



…ってさぁ、そう言う話??



そう言われたら

そうかも知んないけどね〜