今日は秋分の日で、水星逆行中でもあり、
秋のお彼岸中です。
目に見えない力が働きかけてくるような時期で
いつもは考えないことを考えたり
ふと思い出すようなことがあれば
今それが必要なことかもしれませんので
自分の気持に敏感でいてください。
色んなことで区切りのあるタイミングで
これからのことを考える人が多いでしょうが
前に進むために一旦後ろを振り返ることが大切な時期で
温故知新の気持を大事にしてください。
そういう意味では、お墓参りやご先祖供養も同じでしょう。
過去の人を大事に思う気持ちは
まわりまわって結局は自分に返って来ます。
そしてこの時期は、
無縁仏や未浄化霊も供養してほしくてさ迷っています。
ちょっと疲れている人や気が滅入っている人などは
憑依されやすくなり、更に暗く落ち込んだり、
なんだかどよ~んとしてしまいます。
そんな時は、小豆を食べると
身体の中から邪気を祓えて
自分を取り戻すことが出来ます。
小豆を使ったおはぎ(ぼたもち)は
小豆の赤い色に魔除けの効果があると昔から信じられており、
邪気を払う食べ物として、
ご先祖様にお供えされて来たそうです。
また「もち米」と「あんこ」の2つを「合わせる」
という言葉の語呂から、
ご先祖様の心と自分たちの心を
「合わせる」という意味もあるそうです。
それとこの時期は、
家の中の掃除も塩を撒いて掃き出したり、
塩水で絞った雑巾で
拭き掃除をして清めるのも効果的です。
ついでに、「ぼたもち」と「おはぎ」の違いですが、
ポイントは「あんこ」にあります。
「こしあん」なのが「春のぼたもち」、
「つぶあん」なのが「秋のおはぎ」となります。
また、大きさにも一説あり、
春は牡丹の花のように大きく丸く、
秋は萩の花のように小さく上品に
俵型と言われています。
あんこの種類が違うのは小豆の収穫時期にあって
小豆は種まきが春4月~6月、収穫が秋9月~11月、
秋のお彼岸時期は
収穫したばかりの小豆で「おはぎ」を作ります。
収穫したての小豆は皮までやわらく食べられるため、
粒あんとして使用して、
春まで保存した小豆は皮が固くなってしまうため、
皮を取り除き こしあんとして使用するので
あんこの種類も変わるそうです。
豆知識でした!
そしてこの時期のお参りは、
いつもより功徳がありますので
悩みごとのある人はじっくりと時間をかけて
お墓のお掃除をするだけでも
気持ちが晴れるヒントが得られるかもしれません。
いつも見守っていてくださるご先祖様のお墓へ
少しでも時間を作って行かれるのが一番ですが
外出をためらわれる方は
お墓の方を向いて手を合わせるなどして
心を届けてください。
それだけでも自分が何かと繋がっていると思えたら
心が平和になって前向きな気持ちになれます。