私は韓国ドラマが大好きです。

 

そこには、人生・愛・人間関係・仕事・因果応報、など

 

どのドラマにもそうとう盛り込んであって、

 

よくもまぁ、これだけのことが

 

一つのドラマの中に混ぜることが出来るな!

 

というくらいです。

 

その中でもとりわけ実在する人物を描いたものが

 

好きなのですが、「ホ・ジュン」もそのひとつで

 

色々勉強になることがいっぱいです。

 

 

 

 

ホ・ジュンは韓国一の名医、「伝説の心医」と言われ、

 

1610年には、朝鮮第一の医書として名高い

 

『東医宝鑑』を完成させている人でもあります。

 

私がしている仕事と身体のことは深い関係がありますし、

 

そういう意味でもとても興味深く大好きなドラマです。

 

 

 

 

 

以下は、私の覚書でもある部分を書きました。

 

 

 

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人の頭が丸いのは天を表し

人の足が角ばっているのは地を表している

 

天に四季があるように人には四肢がある

天に五行があるように人には五臓がある

天に六極(りっきょく)があるように人には六腑(ろっぷ)がある


六極・・天地と東西南北の六方角
六腑・・胆・胃・小・大腸・膀胱・三焦


天に北方から吹く八風があるように人には八節があり
八風・・・八つに方角から吹くかぜ
八節・・・肩・肘・膝・股の八つの関節 


天に九星があるように人には九きょうがある
九きょう・・・口・両眼・両耳・両鼻孔・尿道口・肛門の総称


天に十二時(じゅうにとき)があるように人には十二経脈があり
十二経脈・・正経の事


天に二十四節気があるように人にも二十四兪(にじゅうしゆ)
二十四兪・・陰部から顎への一直線上にある24の経穴

 

天が365度であるように人には365の関節がある

 

 

 

 

 

医術とは 人間が本能で自らを救う行為である

 

己(おのれ)の体に刺さったトゲを抜くのも医術

しびれた体をもんだり 傷んだものを食べて吐くのも医術だ

医術を学ぶには 人体を知らねばならない

 

人間の体と宇宙は似かよっているのだ

生命の根源は宇宙のそれと同じである

 

 

 

 

病を治すには まず患者の心を癒せ

また患者が抱く不安や疑心や雑念を取り除いてあげ

心身を楽にすること

人の心を天と一体化させることで 心が落ちつき 穏やかになり

病が癒える

 

患者に寄り添いなさい


 

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これを読むと、宇宙や大自然と人間が繋がっている、

または同じである、ということがわかって私は興奮しました。

 

あの時代にこれだけのことを理解していたなんて凄いです。

 

 

ホ・ジュンの師匠は自分が死ぬ時に、

死んだあとまだ温かいうちに自分の身体を解剖するようにと

遺書で残します。

まだ手術や解剖など許されない頃にです。

なのでこの人は朝鮮で初めて人体の中身を見た人です。

 

 

そしてやっぱり他人に妬まれたり、イジワルされたり、

邪魔ばかりされて大変な苦労もあったのですが、

天から大きな任務を授かってきた人は大きな志もあり、

どんな妨害があろうと結局は上り詰めて、

生まれて来る前から決められていた場所で落ち着くのですね。