初めての授業で、教授は自己紹介をし、
「今日は知らない人と友達になりなさい」
という課題を出した。☺️
私は席を立ち、周りも見回した。
すると突然誰かが私の肩を叩いた。
振り向いてみると、
なんとそれはお婆さんだった。
彼女の笑顔は光って見えた。✨
「やあハンサムボーイ。私はローズよ。
87歳なの。ハグしても良い?」
私は笑い、とても喜んで「もちろん!」と答えた。
彼女は自分をぎゅっと抱きしめてくれた。🥰
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「お婆さん、なんでまだそんな若くてキレイなのに大学で勉強してるんだい。」
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「もちろんここでお金持ちの男を見つけて、
結婚して、子供をたくさん産んで・・・」
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「ははは。いや、本当は?」私は彼女がどうしてこの歳で
大学生になろうと思ったのかが気になっていた。
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「いつか大学生になりたいと思ってたの!
それで、やっと夢が叶ったわ!」と答えてくれた。
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授業が終わった後、私達は一緒に食堂に行き、チョコレートシェーキを食べた。
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私達は一瞬にして友達になった。
それからしばらく、私達は毎日授業を一緒に受け、食堂に行き、ノンストップで話し続
けた。
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ローズという「タイムマシン」が彼女の経験や叡智を私に聞かせてくれる度に、
私は彼女に魅了されたのであった。
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知らず知らずのうちに、ローズは大学の注目の的になっていた。
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大学の学期が終わった後、彼女は大学のパーティーでスピーチを任された。
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私はその時の彼女の言葉を一生忘れない。
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彼女は司会者に紹介された後、前に上がった。
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彼女が話そうとしたその時、彼女はスピーチのカードを落としてしまった。
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彼女は恥ずかしがっている様子だった。
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それから彼女はマイクのほうに行き、
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「バタバタしててごめんなさいね。
キリスト教で禁酒してるから、ビールは飲まないと決めてたんです。
それにしても久しぶりのウイスキーは美味しいですね!
さっきのカードの順番もわからなくなったので、
とりあえず私が知っていることを喋りますね。」
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とアドリブで言った。会場は笑いに包まれた。
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「私達は年老いたから遊ぶのをやめるのではなく、
遊ぶのをやめるから年老いてしまうのです。
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若さを保ち、幸せになり、成功するための秘訣は4つしかありません。
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毎日よく笑い、面白いことを見つけるのです。
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夢を持ちなさい。夢がないと、あなたは死んでしまいます。
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世の中は死んでいる人達ばかり!
しかも本人達はそれに気づいていない。
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年老いていくことと、
成長することは全くの別物です。
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もしあなたが19歳で、
1年中寝てばかりいて生産的なことをしなければ、20歳になります。
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もし私が87歳で、1年中寝たきりでいたら、88歳になります。
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誰だって年老いていくことはできます。
特別な能力や才能は要りません。
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大事なのは、いつも「成長する」機会を見つけることです。
後悔をしないこと。
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年長者は、「やったこと」への後悔はありません。
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でも、「やらなかったこと」への後悔はたくさんあります。
死を恐れるのは、いつも後悔ばかりしている人です。」
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彼女は、勇敢に「ザ・ローズ」という歌を歌った。
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【夜がとても孤独で
道がとても長くて
あなたがもし
くじけそうになっても
思い出して
冬の厳しい雪の下に
横たわっている種のことを
太陽の光によって
春には美しい薔薇を
咲かせるから】
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そして彼女のスピーチは終わった。
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彼女は歌詞を聞き、
毎日においてそれを実現しなさいと言った。
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年が終わり、ローズは遂にずっと夢に見ていた卒業証書を手に入れた。
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卒業した一週間後、ローズは永遠の眠りについた。
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彼女の葬式には、2000人もの大学生が参列した。
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彼女は、「夢を実現するには遅すぎるなんてことはない」
という大切なメッセージを彼らに伝えてくれたのだ。✨