日常を劇場に

Theatre Quiet

何げない日々の

何てことない日常

だけど

好きな人から連絡ないだけでつらい帰り道は

ため息ばかり

そんな時でも“Theatre Quiet”は

あなたの心の中にオープンしています。

忘れないで😉



静けさの世界


そこへたどり着くには

寂しい気持ちで

下を向いて歩かなければならない

さみしくてさみしくてさみしくて

つらたん

でも 家に着いたら

美味しそうなトマトを湯むきして

よくだしのでる平茸とパスタにして

魔法の塩で味を調えたら

あっという間に

レストランよりおいしくなる

さぁ部屋を片付けて

今夜も塩風呂に入りましょう

40分経ったらすっかり疲れが取れるから


静けさの世界

それはほんの一瞬だけ

耳をすまして

どんどん言葉が降りてくる

小さな、小さな気配で


王子様、御気分は麗しゅうございますか?

と、召使いのオウム🦜

ええ、そうね。

何か欲しいものは?

デッサンの道具と絵の先生。

あの人を描きたいの、素敵な横顔なのよ。

それでは、まず練習からね

描く

光と影、遠くの景色

近くにいる人

果物

建物

花々

あぁ今すぐ

あの人の元へとんでいって描きたい

その美しいまなざし

さらさらの美しい髪の毛

美しい形の左耳とピアス

美しい喉、眉、目

王子様、あの方は忙しいのですぞ。

わかっています。

ですからこうして、デッサンの練習を

イメージしているというのに。


静けさの世界

中に入れば

そこはちっとも静かじゃない

そこは

私の世界



私は女じゃない

男でもない

私は争いは好まない

私は美しいものが好き

美しい心が好き

純粋さは小川のせせらぎのように素晴らしく

この地球の血液となるもの

生命には純粋さと本能が必要なの

私は目覚めさせる

純粋さと本能を呼び起こして

再起動させる

過去の間違った学びはデリート

私は歳をとらない

私は女でも男でもないけど

私は太陽であり月でもある

私は王の輝きをもって

創造し、踊る


でもね

それは魂のハナシ

私の身体は女

本能も、気持ちも

女、女、女

どうしようもなく

ありきたりな、人間の女

もうどうしたらいいの



静けさの世界

聞こえたでしょう?

創造の時間が来たのよ

さぁ準備して

やっとその時が来たの

静けさに

耳をすまして



Lady and gentleman

Mesdames et messieurs

さぁ そろそろ 開演しますよ

幕があがるのを

御覧あそばせ



おっと

お客様。

せっかくいらしていただけたなら

掘り起こしたばかりの大根を

土のついたままお出ししたりはしませんよ。美味しい大根は澄まし汁で炊いてほくほくのお吸い物を召し上がっていただきたいのです。

ですからお待ちくださいね。

大根を、掘って参りますので!



♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫〜





end.