まもなく春分の日。
2024年は3月20日で、
3月17日が彼岸入り、
3月23日が彼岸明けとなります。
春分の日を境に昼の時間が徐々に長くなり、
いよいよ春本番ですね。
また、春分の日は国民の休日でもありますが、
これは「自然をたたえ。生物をいつくしむ日」
として、法律で制定されたということです。
ちなみに秋分の日は
「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」。
それぞれに国民の休日としての意味合いが
きちんとあるのですね。
さて、いずれも最初に書いたように
「彼岸」の7日間には
お墓参りや先祖供養をしたり、
お寺では彼岸会（ひがんえ）を行ったりします。
仏教では私たち生きている人が住む
こちらを「此岸（しがん）」、
ご先祖様の霊が住む極楽浄土を「彼岸」と言います。
そしてこの極楽浄土が西の彼方にあるとされているために、
太陽が真西に沈む春分や秋分の日に
先祖供養を行うようになったということです。
また、彼岸の中日（ちゅうにち）である春分の日に夕日を拝むと
功徳があると言い伝えられてもいるそうです。
ぜひ、きちんと拝んで功徳を積むことことができるように、
春分の日にはよく晴れてほしいものです。
2024年の春分の日も
どうか、良い天気でありますように。
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