米デューク大脳神経外科は3月19日、脳神経外科医で、同大Consulting Professorの福島孝徳氏が亡くなったことを公表した。81歳。

 福島氏は1942年東京都生まれ。1968年に東京大学医学部卒業し、ベルリン自由大学、メイヨークリニック、三井記念病院などを経て渡米。1998年、カロライナ頭蓋底手術センター所長、デューク大学教授に就任した。複数の大学の教授職を歴任し、近年も複数の医療機関で自身の名を冠したクリニックやセンターが開設されていた。

 米デューク大脳神経外科は「福島博士は、非常に熟練した技術を持つ脳神経外科医として国際的な評価を確立した。彼の逝去により、脳神経外科は偉大なマスター外科医、医師、そして同僚を失った」と述べている。

Remembering Takanori Fukushima

 m3.comでは、2011年に『「神の手」福島氏、患者の死のなぜ』などの記事でインタビューをさせていただいた。


福島先生、多くの方の命を救ってくださってありがとうございました。

とてもショックです。

どうか安らかにおやすみください。

お悔やみを申し上げご冥福をお祈り申し上げます。


合掌