先日人生初めての講演会をしました
1時間半の教室を借り切っての講演会。
『マトリョーシカの魅力へ』
大好きなマトリョーシカのお話です
普通のロシアのお土産として知られていますが、
実は日本が起源だったということを知り、
もっと知りたくなりました
2年前にお話をいただいていたのですが、
コロナ状況、世界情勢などで延期
人前で1時間半も話すという、
人生で初めての講演です。
主催は、兵庫歴史研究会、兵庫県民会館の一室で行われました。
38年前に創立された兵庫歴史研究会。
当初から、
幼かった私は、祖母とずっとお世話になった会
です。
残念ながら、兵庫県歴史研究会は、
今年度で終わってしまうそうで、
今までを振り返り、いろんな出来事を思い出しました
毎月刊行された歴研ひろばでは、
『ロシアの魅力へ』
というブログ記事、モスクワ留学や日本語を教えてた時や、初めて中学でロシアへ行った話など、ブログを毎回掲載していただきました。
ロシアというと、ボルシチ、ピロシキ、バレエ、寒い国、テレビのニュースでしか知らない国。
というイメージしかなく、
また、祖父はシベリア出兵で
足を悪くして帰って来ており、
祖父の世代は良い印象は持っていないというのが現状です
更に今の世界情勢を考えるとなおさら
しかし、私が実際足を踏み入れた世界一大きな国は、
マイナス30度❄️という、
極寒の冷たくもあり、また、
それ以上に人々が温かなところだった
という素直な感想を持っています。
そして、それを伝え続けてきました
ロシアの政治に関しては、
研究者ではないので、詳しくは分かりませんが、
ロシアの人達は、
懐に入るととても温かい人達ばかりでした
表裏もない、素直な感情で熱く語ってくれる
そんな印象を持ち続けています☺️
今回は、マトリョーシカを通して、
ロシアで経験してきた話もしました
講演会の様子です。
100年ほど前、日本の箱根の入れ子人形を、
ロシア人商人が持って帰り、
独自に持っていた木を削る技術と、
集められたロシア人画家達の技術が合わさり、
マトリョーシカが生まれました。
1900年のパリ万博でマトリョーシカは
賞を受賞し、世界に注目されます
芸術家達は、政治背景にある
移り変わりを、
マトリョーシカの絵に力強く反映させました。
マトリョーシカの歴史をたどっていくと、
ただのお土産なんかではない、
ロシアの歴史の流れをじっくりと
眺めることができます。
芸術が閉ざされた時、
また、社会主義崩壊後に爆発した
芸術家たちの世界へ向けたエネルギー。
それにユーモアも交わって
マトリョーシカは伝統的なものから、
大統領やハリウッドスターまで
様々なものがあります♪
今回の講演会で、
私自身が更にマトリョーシカを調べることで、
今まで可愛い😍というところの入口から、
奥深い歴史背景まで知ることができ、
更にマトリョーシカの魅力にハマってしまいました🪆
これからも、マトリョーシカの魅力を
研究し続けます♪
神戸異人館の近くにある、
マトリョーシカがたくさん置いてある
ロシア雑貨のお店『いりえのほとり』で買ったクッションいりえのほとり
マトリョーシカというハンドメイド作家として
活動しています♪