むー。
現状、まだ図書館が正常に開館してないもんで、
若干のフラストレーションが……。
予約した本しか入手出来ないんでねぇ、
なんかこう「物足りない」っつーかー。
まぁウチにゃBでLな文庫本とか有ますんでね、
活字的に飢えるこたぁ無いんですが。
図書館の雰囲気に飢えてるんですかねぇ。
書架のあいだを漂いたいの。
背表紙を目で追いたいの。
マニア、キモいですか?
あぁコロスケめ。
そしてこんな非常時に、
図書館のカウンターで「上から物言ってる爺さん」ってば何なんでしょうか?
ハタでやり取りを聞かされてて気が塞ぐわー。
反面教師MAN?
穏やかに対処しているお姉さんに、
同情の念を禁じ得ない朝、でございましたよ。
そんな今週は、
旦那のカードも使ってフルでぶち込んだ
新刊予約から3冊が届きまして。
とっても読みたい作品は、
まだまだ待ち、のようです。
175 長岡弘樹さん「緋色の残響」。
うーわー
さすが「短編の名手」だけのこたぁある。
ツッコミどころといえば
「主役刑事の娘シッカリしすぎ」
「コ○ン君ばりに事件起きすぎ」
……っつーフィクションあるある、なんですが。
短編どれもがお上手で、
全部がTVドラマになりそうな出来かと。
ほーほー、と。
フクロウのように唸りつつ、
イッキに読了いたしました。
ところで本作の表紙をめくったら、
見返しに↓こんな記載があって。
ナニこの大盤振る舞い。
コレ名作だもんねー、
既読だけど、有り難く再読しましたよ。
わー♡
176 秋川滝美さん「湯けむり食事処 ヒソップ亭」。
いやぁ、外道な読み方ではありますが、
主人公の板さんがBL的にイケてて
( ̄∀ ̄) 妄想列車が発車しちゃってもうね。
出てくる料理も酒も片っ端から美味そうで、
なかなかに満足の作品でございました。
いいね、この「ほっこり系」。
読後感、すげぇヨシ。
ま「好評なら続編ヤル気マンマン」な締め方には少しだけ萎えましたケドね。
外食して〜なぁ。
温泉も行きたい〜っ!
177 大沢〈新宿小判鮫〉在昌さん「覆面作家」。
読み始めて気付く、
あぁコレ単行本で読んでたわ。
さすがは新宿小判鮫、
ソツなく上手いよなぁ大御所。
っつーか。
サイバラ漫画の鮫さんを知ってると、
素直に読めなくて困るのことよ福建兄www。
知らなきゃ「カコエエ作家さん」なのに~。
178(113)久我有加さん「鬼神様はパフェの虜につき」。
スィーツにハマる鬼神(攻)×大学生
っつー設定は面白げだったものの~。
「芸人シリーズ」の面白さと余韻の後だと、
物足りなさハンパなく~。
ま、人外モノの単品としては
及第点で面白いんだけどね~。
こういう「甘々のラブコメ」って好きよ。
もれなくハピエンだしね。
萌え度が低いのが難点ではあるけれど。
179(114)森本あきさん「御曹司のおいしくてキケンな恋避行」。
定食屋のイケメン店主(攻)×金持ちの御曹司(受)
やー、連発でアタリは引けないよなぁ。
「萌え」も「感情移入」も出来ないラブコメに、
手をこまねきつつの流し読み。
ナンデコンナノポチッタンダロウカ……。
180(115)久我有加さん「わがまま天国」。
芸能人小僧(攻)×マネージャー(受)
↑の口直し的な意味合いで、
温存してたのを引っ張り出したんですけども……。
久我作品にしては珍しく、
今イチ乗れずに轟沈の巻。
ってか主役の小僧のキャラクター設定がね~、
ちょっと気に入らなかったっつーか~、
コレ、タチウケが逆だったら面白かろうモノを。
まぁ単純にワタクシのシュミなんだけども。
前に拝読して面白かった「恋するソラマメ」の、
翔大くんのお兄さんが受氏で。
そのあたりの相関図は面白かったですけどね。
181(116)橘かおるさん「暴虐の君主に愛の手を」。
コチラ。
レーベル的に「キツめ」であろうと
遠目の細目で読み始めたんですが。
G-KANとか〜◯縛とか〜異☆挿★とか〜
片っ端から中途半端で苦笑い。
んでもって、登場した瞬間に「オマエが犯人やろうが」と分かる子供騙し仕様に萎えるワタクシ。
いやまミステリじゃないし、
ソッチにゃ微塵の期待もしちゃいませんが。
お粗末に過ぎるっつーか編集の仕事ヌル杉。
半笑いで読了しつつ処分ショブン〜♪
う~ん、BL道(←!)。
「玉石混交」の「玉」比率が低いのね~。
ハズレが続いて我に返ると、
少しだけ凹むのココロ。