ギラギラよりも、むわぁぁぁんなが似合う夏がいつの間にか過ぎてしまった。
あたしの周りの平成男子たちはチャラそうに見えて男女のお付き合いに堅実な子ばかり…。
高校時代からの彼女と付き合って結婚も視野に入れているので貯蓄してますとか。
常夏の楽園ベイベー!的なハンターがいなくてつまらないぞ!!
昭和ツッパリヤンキーオジサンたちなんぞ、聖子ちゃんカットのあの子と友達の家にしけこんでヤッちゃった。などという在りし日の思い出と 髪 の 毛 を大事に語るというのに。
ああ、昭和ツッパリヤンキーオジサンたちより上の年代になると、SAのレジを打ってた綺麗なお姉さんや、純喫茶で一杯のコーヒーを分け合って飲んだ淡い思い出を後生大事に語るわね。
「店を出たら小雨が降ってたんだ。うなじの綺麗なスラーっとした姉さんがそっと傘をさしてくれてなぁ」
ハネさんがノリノリになると話す昔話。
なぜか脳内で 俺は待ってるぜぇぇぇ 石原裕次郎が全力で流れてしまう。
いかにもスナックから出てきた話っぽいと思って聞いているが、ハネさんは下戸だ。
一滴も飲まない…本当は純喫茶の話だと思うが良いのだ。
昭和的な赤い似非皮のビニールが貼られた厚いドア、しかも半円。そして裕次郎←あたしの脳内では完璧に出来上がっている。
Percy Sledge - When a man loves a woman
男が女を愛するとき
彼はこれで最後という10セント硬貨を使う
彼が必要とするものを手放すまいと
彼は全ての安らぎをあきらめ
外の雨の中で眠る
もし彼女がそうするべきと言ったなら
さて、この彼は彼女を愛しています
私はすべてをあなたにささげた
あなたの大切な愛を手放すまいと
ベイビー、どうか冷たくしないで
彼女の為なら雨の夜、外で眠る…切ない。
情熱を超えて
いつだったかカツヒコが撮ってた【探偵ナイトスクープ】を見てたら、失恋した男子が【失恋ソング】を作って大熱唱してて…。
本気で爆笑したwwwすんごい面白かったwww
…でも。彼は大まじめで、同じく失恋した2人も加わって号泣に次ぐ号泣だったんだよね。
いくつになっても男ってのはロマンチストで可愛いなぁと思う瞬間がある。
SEPTEMBER IN THE RAIN - SUE RANEY
色づいた葉が舞い落ちていた
あの9月の雨を忘れられない
残り火のように太陽が消えた
あの9月の雨を・・・
君がささやく愛の言葉全てに
僕は耳をすませていた
雨音は甘い調べを奏でていた
春がやってきたのに
僕はまだ、あの雨の中にいる
あの9月の雨の中に
秋が過ぎ、冬が過ぎ、春になっても。
9月の雨が忘れられない…。
「マツタケを取って帰ったらあいつが喜んでなぁ」
あたしと年の変わらぬ息子がいるヘイさん。
その息子が小学生頃の話…。
離婚して5年、結婚してた頃のことだから、えーっと何十年前だろう。
「あいつがなぁ」と思い出が顔を出すことが多くなってきたよ。
いくつになっても男って子供みたいでどうしようもなく可愛いなぁと思う瞬間がある。
垣間見る弱音や思い出に触れる。
顔には出さぬが霧にむせぶ胸中をじんわり味わっているのです。
俺 は 待 っ て る ぜ ぇ ぇ ぇ ♪