今週は随分、学校近辺の駐車スペースが空いてるなぁと思ったら…

高校4年生が修学旅行!

フロリダのディズニー・ワールド・リゾート!

クラスメイトと行けたらほんと楽しそう♪

こっちまでウキウキしちゃったSonokoです爆  笑

 

費用は4泊5日で2,000ドル位、

個人で行くより安いのかな?と思いつつ、

そこに食費は別途かかるのだろうから、

修学旅行としては高いかな…?

 

 

この他に希望者はアートの学習の一環で、

イタリアやスペインに研修旅行もあるようで、

4,000ドルくらいびっくり

 

 

お安くはありませんが、

このまま娘がアートに興味があるなら、

やっぱり一度はヨーロッパも行ってみてほしいです♪

 

 

そして私、

ただ今、高校の支援学級で仕事をしているわけですが、

たまにフィールドトリップのようなものがあり、

先日、レストランへ行ってきました花

 

 

すごくかわいらしいお店ですが、

店内が広いので、

車いすの生徒でも問題ありませんウインク

 

が・・・

我らが外出する時は、

必ず学校のナースが付き添わないといけない、

でも今週は修学旅行でナースがいない…ガーン

 

それをカバーするために

臨時のナースが来ているのに、

そのうえで、我らの外出にもナースが必要ガーン

 

何か月も前から決まっていることなのに、

なかなかうまく調整ができておらず…

 

先々週もナースの都合がつかず、

ボーリングに行けなかったりと…

問題はいろいろ起こるわけですショボーン

 

 

そして今回、

事前にウェブサイトでメニューを選び、

生徒には必要な金額を

持ってきてもらったわけですが、

私が担当する自閉症の生徒、

メニューを選んで頼んでみたものの…

やはり口をつけず…えーん

 

 

 

そうなんです。

 

自閉症やダウン症の人は、

普段と違う状況が苦手で、

食べ物に関しても、

こちらからすると、

毎日同じで飽きないの?と

思うかもしれませんが、

基本的には毎日同じものを

ランチで食べています。

 

 

この仕事を始めて、

いかに食事と睡眠が大切なのか

痛感すると共に、

 

これらは生活の基本中の基本ですが、

遺伝子の疾患等で

正常に機能しない場合、

それを修正するのは非常に難しく、

ご家族の気持ちを思うと、

切なくなることがあります…ショボーン

 

 

彼らの笑顔は本当にステキで、

心の底からなんてかわいいんだラブ

そう思っていますが、

 

やはり普通の生徒に混ざって

授業を受けるのは大変で…

 

今は体育とアートは

普通の生徒と一緒ですが、

 

体育…

自閉症の生徒はボールが怖くてえーん

バスケ、バレーなどの場合は

体育館から退出することもあります。

 

最近、春が近づき、

暖かい日は、

外を歩く!という選択もできて、

先日はたくさんの生徒が

トラックを歩きましたウインク

 

 

 

桜の花でいいのかな?

 

 

まるでプールの目を洗うところみたいですが、

管からいくつか水が出ていて、

喉が渇くとここから飲みますアセアセ

 

 

私たちの生徒、

あまり体力がないのか、

たったの1周でちゃっかり休憩爆  笑

 

 

そしてアート、

 

こちらは色々ありまして…びっくり

 

かなり頭痛の種…ショボーン

 

 

先月は水彩画で、

風景写真を模写する感じでした。

 

アメリカではみんな大好きボブ・ロス!!ラブ

 

 

アートの授業ではこの動画を見て

描き方を勉強していました笑い泣き

 

 

日本でもこんなに授業で

youtube使うのだろうか?っていうくらい、

よく見ますww

 

でも、この動画を見たら、

みんな私も絵を描きたい!って

思うんじゃないかなぁ~?!

 

 

ただ、これはあまり自由に描くというより、

模写に近かったので、

我らの生徒には難易度高めで…

 

それでもすっごくステキな絵が描けました♪

 

 

そして問題は今月…

 

この課題の後、

VP、

Vanishing Point、

日本語にすると「消失点」なのですが、

こんなの美術で勉強したかな?笑い泣き

 

記憶がないのですが、

とにかく理論的な内容でして…

 

 

 

こちらのサイトがわかりやすい気がするのですが、

遠近法って感じかな??

 

物差しを使って、

角度などを考えながら絵を描く、

 

これはさすがに支援学級の生徒には

大変な作業でした…えーん

 

 

さぁ、どうする…?

 

私は自分で描いてみて、

近いものは大きく、

遠いものは小さいと

説明しようとしましたが…

 

特に私が担当している自閉症の生徒は、

数学での大小も微妙な感じなので、

今回はパスしました…

 

 

そして問題は…

 

私と一緒にいるサポートの先生、

 

アートの先生は支援学級の生徒を

無視している…と怒ってしまって…

 

一度、先生とやりあってしまいまして…ショボーン

 

この2週間ほど、

アートの授業はスキップしています…えーん

 

確かに生徒の名前も覚えてない、

普通の生徒より時間がかかるし、

他の生徒も見ないといけないので、

面倒は見れない…

そんな風に言われたこともあり、

同僚が怒る気持ちもわかるのですが…

 

子供のけんかじゃないんだから、

言い合っても仕方ない…

 

 

そしてさらに悲しいのが…

校長先生、

支援学級の生徒を統括する

学区のマネージャー、

学校のマネージャーも

問題を解決するそぶりはするものの、

根本解決はせず…

 

たらいまわしとも違って、

なんだろう??

 

とにかくうまくいかず…

 

 

私はこの生徒たちは、

美術で先生が教えた通りにできることを

目指しているのではなく、

自分たちができることをする、

そして社会性を身に着けるために、

通常の生徒と一緒に授業を受けていると

思っています。

 

これは体育も同じ。

 

ダウン症と自閉症のこの二人、

おもちゃのプラスチックのボールで

行われる野球などは参加しますが、

もちろん打つのも難しく…

 

なぜかいつもピッチャーは先生でw

先生がいかに生徒のバットに当てられるか…?

そんな感じですが笑い泣き

 

なかなか当たらなくても

どの生徒ももちろん嫌な顔せず、

そして打った後、塁に出て、

他の生徒が打てば走らねばならないのですが、

それがわからず…

でもアウトにしないように

とにかく出塁したら

次のところまで行けるようにしてくれます。

 

 

それはそれでどうなの?と

思うこともありますが…

 

多分、他の生徒も、

みんなと一緒にやることが目的で、

勝ち負けじゃない、

そんな風に思っているのかなと…

 

 

でも先生だけではなく、生徒も、

支援の必要な生徒が混ざっているというのは

何を意味するのかを

説明されているのだろうか?とよく思います。

 

 

前も書いたかもしれませんが、

廊下で私たちの生徒に、

Hi!○○(名前)と呼びかける生徒も数名いて、

まぁ、友達同士の普通の挨拶ですが、

ダウン症だから?

わざわざ声かけてる?

普通に仲良し?

いや、クラスも全然違うし、

小学校でも一緒だった?!

 

チアリーダーで、

へそぴしているような生徒、

一見、共通点がなさそうですが、

昔からの友達なのかな?

 


私にとっては、

この「インクルーシブ教育」

日本では全くなじみなかったので、

すごく新鮮であり、

不思議です…

 

この学校でも差別がないわけではありません。

 

先日、自閉症の生徒がトイレに入っていて、

他の生徒を入れない方がよかったのかもしれませんが、

入るなとも言えず、3人が入った後、

なんか笑いながら出てきたような…?

 

でも何か言ってるわけでもなく、

自分の生徒を笑っているようにも

思いませんでしたが…

 

別のタイミングで、

その生徒の一人が

からかうそぶりをしたそうで…

 

あぁ、そうだよな、

いくら通常の生徒と同じ授業を受けていても、

彼らの全員が理解しているわけないよな…

 

ただでさえも人種の差別がある

このアメリカで、

本当に健常者と障がい者が

混ざり合ってるわけないか…

 

そんな風に思ってしまいました。

 

 

人種差別についても同じで、

英語がわからないのもあり、

あまり感じたことはありませんが…

 

うちの娘も先日、

ある男の子が私の娘について

何か言ってる…と

友達に言われたそうで…

 

中身が何なのかわかりませんが、

アジア人は全体で

0.5%もいないこの学校、

何かを言われても

おかしくないと思います。

 

私的には「透明人間」かな?と

思うことがありw笑い泣き

 

これは、

私が英語がわかっていないせいなので、

人種差別だとは思いませんが、

誰だって、積極的に返事をする人に

話しかけるのは当然で、

 

差別というか、

区別…

そんな風に思ってしまいました。

 

 

障害のある生徒たちは、

助けも必要だし、

人種の差別とはまた違うと思いますが、

どうなんだろう??

 

共生ってどうやって

やったらいいんだろう??

 

一桁の計算もできない、

どうも、英語の単語も読めない感じの彼を見て、

私はいったい、1日一緒にいて、

何をどうしたらいいのだろうか??

 

そう悩む日も多く…

 

 

私はただの支援員なんだから、

そんなこと考えなくていいんだよ、と

言う人もいますが、

今さらながら、

自分の職務がわからない毎日です…ショボーン

 

 

そんなこんなで…

とにかく毎日疲れてしまい…

 

投げ出したいような、

いや、何かできないことはないか…と

手探りな感じです。

 

 

アートの先生とけんか中の同僚、

 

黒人の女性なのですが、

やっぱり私からすると、

黒人女性の方が

はっきりものをいう印象が…

 

自分の意見はちゃんと言わないと!

という意識が強そうで、

好き嫌いがはっきりしている感じ…

 

「私は生徒が先生から無視されるのに

 耐えられない!」と言っていました。

 

 

それは私も同感ですが、

だからと言って、先生とやりあっても…

 

本当に難しい。

 

 

こんな中、

前任者にちょっとお茶でも…と連絡をして、

運よくすぐに会えました。

 

 

「生徒を一番に考えて」

 

そんな彼女のアドバイス、

 

そうだよな…

原点に立ち返らないと…

 

 

通常の生徒と同じことをするのがいいのか、

何が支援学級の生徒にとって大切な事なのか、

 

簡単に結論は出ないけれど、

自分でももう少し考えてみたいです。

 

(みんなそんなの私の仕事じゃないって

 言うんですけどねww)

 

 

今さらですが、

アメリカや日本でどういう違いがあるのかなど、

学問としても勉強できたらいいな~チュー

 

 

↓ 私が作ったミニオンズw