A Silent Voice
これはある映画のタイトルです。
私はあまり邦画を観ないのですが、
移住が決まった時に、
もっと娘には邦画を観せておけばよかったなと後悔しました。
大事な日本の文化ですから・・・
でも、何がおすすめなのか、わからず・・・
ただオンライン英語をやっていると、
海外の方は宮崎駿監督や、新海誠監督の作品なんかはよくご存じで、
好きな方は私なんかよりはるかによく知っていますw
そして、日本は夏休みが始まったせいか、
テレビで素敵な作品を上映してくれることが増えそうです。
その第一弾として、おととい「聲の形」を観ました。
録画するか迷って、結局しなかったのですが、
娘と主人がご近所で夕飯を食べている時に始まり、
21時からなので、ちょっとみて大急ぎで走って帰ってくるなり
「録画して!」と言うので、途中から録画しました。
その日は夜遅かったので観せませんでしたが、
Netflixにあったので、
昨日、子供と観てみました。
しかも子供は相当気に入ったようで3回も・・・
しかも!!!!
私はよくドラマや映画を観て泣くのですが・・・
そんな私をいつも娘と主人は
「わ、、 泣いてる・・・ 」
みたいな感じで見るのです・・・
いいじゃないか!おばさんだって泣くんだよ!!!w
電車の行き帰り、山手線で泣いたりしていることもあります…w
が、
今回はなんと、娘が泣いたのです・・・
主人は仕事でいなかったので、まだ観ていませんが、
あの何を観ても泣かない娘が、ぼろぼろと泣いたのです・・・
思うに・・・
この4月に9歳になりましたが、
それでも映画やドラマはすべてを理解していたとも思えません。
主にディズニーの映画を観ていましたが、
私はそんな中でも泣いたことはあったと思うので、
娘にはまだ理解が難しいのかなと思っていました。
あ、、、
そういえば、ディズニーは英語で観せることが多かったからか・・・w
「聲の形」は、
小学校の時に、耳の不自由な子が転校してきて、
いじめてしまった男の子が、
成長し、高校生になり、またその子と出会い、
う~ん、、、
みんなの関係が変わっていくっていうか、
うまく表現できません・・・
大人になっているみなさんなら、
本当にその子が嫌いでいじめているわけではなく、
好奇心というか、なんというか・・・
気になるからちょっかいを出す、
でも、いじめられている子はそんな軽く考えられるような事ではなく・・・
今回は耳の不自由な子で、
ものすごく強いように見えたけれど、
やっぱり彼女は悲しく思っているわけで・・・
高校生になっても、思い悩んでいるわけで・・・
そんな彼女を見た主人公の男の子は、
手話を習ったり、どんどん変わっていくのだけれど、
それでもなかなか思いが伝わらないというか・・・
多分、耳が不自由だから通じないというわけではなくて、
本当に私たちも経験したことがある
うまく言いたいことが伝わらないもどかしい感じが伝わる作品のような気がしました。
そして、私は耳の不自由な知り合いがいないので、
その気持ちを察してあげることはできていないと思いますが、
この映画を通して、こういう風に感じている人もいるんだなと思うところがありました。
娘は保育園の時に、歌に合わせて手話を習う機会はありました。
でも実際に手話で話す方には会ったことはないようです。
でも、どこかで出会って、
もし助けを必要としていたら、
手を差し伸べてあげられたらなと思っています。
まだ通勤していたころ、
毎朝、同じ時間帯の電車に乗るので、
よく白杖を持っている方に駅で会いました。
いくら毎日同じルートだとしても、これだけ多くの人がこんなに狭いホームを歩いているんだから、
何度も怖い目に合ったりされているのでは・・・と思い、
もし手が必要なら・・・と思うのですが、
その方はすたすたと歩いて行ってしまいます。
なかなか困っているかもわかりづらいし、
どういう時に手が必要なのかわかりませんが、
見てみぬふりだけはしたくないなと思います。
この映画、まだ観ていない方、ぜひおすすめです。
私はアニメも観ないのですが、
結構、主人公の女の子みたいな、かわいい感じの絵は好きですwww
あの京都アニメーションの作品との事で少し心配しましたが、
作者の方は事故には遭われていないとの事。
でもこの制作に携わった方が亡くなられたりしていたら、本当に悲しいです。
日本のアニメーションの文化、本当にすごいなと思える1つでした。
これからも日本にいる間はいくつか観たいなと思います。
皆様、おすすめありますか?