末っ子が久しぶりに我が家に来ました。
玄関を開けた瞬間、顔が無表情、ドンヨリ、無口。
第一声が「もうメンタル崩壊……」
やはりか。
喉まで『母さんもボロボロよ』と言おうとしたけど
ここは黙って 娘の次の言葉を待っていました。
娘は正社員で勤めています。
パートさんたちにとっては、いくら歳が若くても
正社員は正社員。
仕事に対する愚痴を娘にぶつけてくるそうです。
19の小娘に言ったところで 娘はストレスが溜まる一方。
本社に直で談判してくれ!と叫びたかったくらいだったそうです。
もう私、親として 今日ばかりはへこたれていられないな!と思い、娘を連れ出して 遠方の10年ばかり行っていないイオンに連れていきました。
私の計画は、そのイオンは、頑張れば海に行ける距離。
娘は海が好きなので、夜中までかかってもいいや!と思い、花火でも買ってゆっくり帰宅しようと考えていたのですが、娘には夜の約束があったみたいで
未遂に終わりましたけどね。
そのイオンは、多分札幌の中で一番大きいと思います。
近所のイオンではお目にかかれないテナントが沢山入っていて もう目がぐるぐる🌀
「お腹空いた」と言うので なにか食べよう!
となったのですが、いきなり 「焼き鳥が食べたい!」
え?この時間に開いてる焼き鳥屋さん…。
でも昼からの行動だったので もう4時30分,
調べたら 近くの焼き鳥屋さんが開店している!
「行こう!久しぶりに焼き鳥食べよう!」とは言ったものの、駐車場がない……。
致し方なく帰路に着く…はずだったけど
帰っても、何も用意がてきていない!
久しぶりの次女だったので、私も嬉しくなり
「じゃカラオケ行こう!カラ飯でいいじゃん!」
もうあのどんよりとした顔を見たからには
今日の私の役目は このこのテンションを少しでもあげてあげなきゃいけない。それだけの気持ちで
動き回りましたよ〜。
自分のことなんて後回し!娘よ、少しでも笑ってくれ!そんな気持ちで必死になりました。
カラオケ2時間(足らなかった…(⚭-⚭ ))
結局我が家に戻り、簡単だけど 和風の惣菜を買い込みお米は炊いてあったから それでご飯をすませました。
会話もすすんで言葉にしてくれるようになり
安心しました。
このまま、ストレスが溜まって 一人暮らしの娘まで
最悪のことを考えるのではないかと
とても怖かった。
息子に「また来るね!バイバイ!」と言って
玄関を開ける前に
「苦しくなってきた、やばい!ってなる前にやばくなるな…って思ったら、すぐ帰っておいで!」
と、また一言言ってしまったけど
今回は「わかったよ。そうする。」
え?素直に聞く?
怖い。
でも、なんの絵にもならない玄関ドアの前で
携帯のカメラで私と娘とパシャリ🤳
笑顔の娘になっていました。
はぁ……良かった。
まだこれから先も見守っていかなければならない子供たちがいるんだ。
私がしょげてたら この子達にもしものことがあった時
私は 絶壁から身を投げ出すことになるだろう。
守っていかなければいけない。
そんな気持ちで 後ろ姿を見守りながら別れた夜でした。
階下に降りても 窓の方を見てバイバイ👋をしてくれた娘。
大丈夫。
母さんも姉ちゃんも、あてにならない(笑)2番目兄ちゃんもいるからね!
母さんも二度と最悪の想いはしたくないからね。
頑張れ!とは言わなかった。
「帰っておいで!」
きっとそれだけでよかったんだと思う。
一緒に住んでた時は 寡黙な中で 暮らしてたけど
社会に出て 社会の楽しさ、反面、理不尽さも 仕組みもわかってきたんだろうな。
どうぞ無事に乗り越えられますように。
たぁくん、ちゃんと見守っていてね!
そんな一日を過ごした今日でした。
ありがとう、娘よ。
あなたが頑張っていることを目の当たりにしたことで
母さんも自分に喝を入れることが出来たよ。
遅かりしながら、おやすみなさい。