え、ハギスを知らない?
説明しよう!
ハギスとは、羊の胃袋に羊の臓物とスパイスとラードを細かく刻んで入れて茹でて固めたスコットランド伝統料理である!
なんだか、文字に起こすととてもおどろおどろしく、ヨーロッパ随一のゲテモノ料理と言われています。
でもね、私はそんなハギスちゃんに恋をし、
エディンバラに旅行した時は毎食のように食べたんですよ。
今日は初めて、お家でハギスをいただこうと思います。
缶詰のハギスの調理法は二通りあり、中身をお鍋で火を通す方法と気軽に電子レンジでちんする方法とあります。
今回はお鍋でやるのを採用です。
さて、缶詰の中で、羊の臓物は一体どうなっているんでしょうか。
開けてみます。
う、うわ…。
思ったより、白い…そして、なんだろう。
コンビーフのようなドッグフードのような臭いがします…。
お皿に出してみるとこんな感じ。
結構硬くて、ラードでがっちり固まっています。かなりコテっとしています。
それをお鍋にあけて、弱火からスタートしじっくり火を通します。
すると、少しずつお肉が柔らかくなって香りもドッグフードではなくて私の知るハギスちゃんのいい匂いになって来ました。
いい塩梅になったところで火を止めます。
今度はハギスには欠かせないマッシュポテトを作ります。
イギリスのスーパーには普通出来合いのマッシュポテトが500gくらいから売っています。ロンドンでの主食です。
でも日本にはないので代わりに使ったのが…
こちら。ポテトチップスのカルビー社から出ている即席マッシュポテト!
これがすごいのは、このとおり
お皿にあけると
さらさらな粉なのに、お湯を入れると…
マッシュポテトが簡単にできちゃうんです!滑らかさを出すためにバターをプラスしてみました。
うん、ロンドンの味に近いぞ!
というわけで、完成したお家で ハギスはこちら!
こんな風に大きなスプーンですくって盛り付けると、まるでパブで提供されるハギスプレートのよう。
こうして見ると、どう見てもゲテモノ料理じゃあないですよね。
味は、ちょっとスパイシーなつくねみたいでクセも羊肉そのものほどそんなにないです。私はロンドンにいたおかげで羊肉が好きになりました。
ヨーロッパの人は肉の内臓をあまり食べないので、それでゲテモノ扱いされているだけなんです。
お友達からもらったコテージパイと一緒に撮ると、どう見ても立派なイギリス料理です🇬🇧
だから、皆さん怖がらず食べて見てください。
そうそう、この1缶に入ったハギスって結構量が多いんです。
だから他の料理に応用できないかと模索した結果、ある日本の料理に入れて見ることにしました。
ある料理とは…?
続きは次回🎶
交流会@ウエストエンドライブは今の所キャンセルしませんが、主催者の私が言うのもなんですが…無理せずお気をつけていらしてください。