誰かと言うと…
イディナ・メンゼルです!
今回はもう一つの仕事仲間であり歌手をしているSIZさんに誘っていただき、急遽参戦してきました。
イディナ・メンゼルといえば、ディズニー映画Frozenことアナと雪の女王でエルサ役を演じたことで有名ですが、私はそのもっと前から彼女のことを知っていました。
だって彼女は、ブロードウェイのミュージカルで数々の人気作品でオリジナルキャストを演じている超大物スターなんですもん!
彼女は1996年にRENTのオリジナルキャストのモーリーン役でブロードウェイデビューを果たし、2003年にWickedの西の悪い魔女エルファバ役で大ブレイクし、トニー賞で最優秀女優賞を受賞しました。
映画版RENTでも同じ役で出演し、人たらしバイセクシャルを熱演していました。
その後は大人気ミュージカルドラマGleeやディズニー映画魔法にかけられてなど映画女優や歌手として活動の幅が広がっています。
でもやっぱり、私の中での彼女の印象は
こんなとか、それが、彼女の才能をまざまざと見せつけられたパフォーマンスを目前に、武道館周辺を少し探検してみましょう。
ポスターは完全にアーティストとしてのイディナのです。
武道館の中に行く途中で、アナと雪の上でアナ役を演じた神田沙也加さんからのお花も見つけました。
今回は、A席を取ったので二階に上がります。
幸運にも、二階の1番前の席を通してもらえたので、こんなに全体を見渡せるいい感じの距離感の席でした。
セットリストは、以下の通りです。
1 Queen of swords
2 Small World
3 Seasons of love (RENTより)
4 Don't rain on my parade (Funny Girlより)
5 Everybody Knows
6 Cake / black dog
7 I'm not that girl(Wickedより)
8 Perfect story
9 Wind beneath my wings / defying gravity(Wickedより)
10 I Do
11 ROCK STEADY
12 No Day But Today (RENTより)
13 Prudence/Snowman (Frozenより)
14 For Good(Wickedより)
15 Let It Go(Frozenより)
アンコール
16 Bridge over Troubled Water
17 I see you
カッコ書きしたものはミュージカルからの曲で、それ以外は本人のオリジナルだったり他の人のカバーだったりします。
本人の持ち曲こんなにたくさんあったんですね…
ライブというからにはみんな立ち上がってわーっと盛り上がるものかと思いきや、客席はとてもとても静かでして…。
その分私とSIZさんが騒いじゃいましたが汗
多分、しっとりと聴き惚れたい客層が多かったのかなと思います。
その気持ちもよくわかりました。だって、イディナの歌唱力はそれだけの価値がありますもん。
まさかアカペラマイクなしで歌を披露する場面もあるなんて思いませんでした。
それだけ彼女の実力が本物だってことです。
舞台装置もいたってシンプルで、イディナ本人はバンドとバックコーラスのみ。
東京公演だけのゲスト出演として、日本でのミュージカル界のスター井上芳雄さんも出演しました。
オリジナルのエルファバを目の前にウィキッドのナンバーをデュエットするという半端ないプレッシャーに本人も緊張しながら歌い上げ、イディナに
「ブロードウェイでも共演したかった。」
と言わしめていました。
ちなみに、イディナさんはアメリカの人なので日本語はほとんどできません。
だからMCは全部英語でした!
その辺りどうするんだろうと気になっていたのですがまさかの通訳なしでの強行突破です。
さすがにそれは他のお客さんがかわいそうだなと思いましたが…
でもLet it goのナンバーの時には、まさに本物のエルサによる本物の英語歌詞からの
日本語でのサビの熱唱もありました!
まさかイディナが
「ありのーままのー…」
と歌い出すとは!
これなら日本のお客さんも一緒に歌えますね。
アリーナにいた子どもの観客たちは舞台に上がってイディナと一緒に歌ってました。
SIZさんとともに子どもじゃないことを悔しがる私たち笑
彼女に声をかけてもらわなかったら本物のエルファバ、モーリーン、エルサであったイディナに会えなかったと思います。
貴重な経験をありがとう!
ほんとに感謝です!