*これは、3月23日の段階の情報です。今はこの限りではないので、リンク先の直接行って最新の情報を得てください。

 

image大変なことが起きました。

 

まさか、ビッグベン絡みの記事を書いた直後にこんなことが起きるなんて想像もしませんでした。

 

BBCニュースによると、

 

「ロンドン中心部にある英議会議事堂の周辺で22日午後2時40分ごろ、通行人と警官への襲撃が相次いだ。議事堂前で警備していた警官を刺した襲撃犯は、警察に撃たれて死亡したという。ロンドン警視庁は、容疑者と刺された警官を含めて少なくとも5人が死亡し、40人が負傷したと発表。テロ事件として大がかりな捜査を実施しているという。」

 

つまりこういうことです。
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ビックベン方面とウォータールー方面をつなぐウェストミンスター橋の上を車が暴走し人々を跳ね飛ばしました。

 

 

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その後車はフェンスに激突して停止。

 

 
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犯人はナイフを持ったまま国会議事堂の敷地内に走り込み、そこで1名の警官をナイフで刺します。それが原因でその日警察官は死亡しました。
その後他の警察官によって犯人は射殺されました。

 

 

1年前の昨日、私は課題にひーひー言いながらビリー・エリオットのクローズの前の追い込みで劇場に足しげく通い、DIY唐揚げを作り、普通すぎる生活を送っていました。

事件現場になったビッグベンそばの端、国会議事堂は何度もプライベートでも仕事でも行きました。

 

トップの写真は実際に国会議事堂内部見学に行った時に自分で撮ったもの。

大空の中そびえるビッグベン。美しいです。

 

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そしてこちらが去年の夏に書いたポケモンGOに関する記事からとってきたビッグベンとウォータールー方面を結ぶ橋の上で撮った写真です。

 

この上が昨日の悲劇の舞台になるなんて想像もつきません。

 

まさに写真に写っている橋の上を猛スピードで車が走り、通行人を撥ね、ビッグベンのフェンスに突撃したのです。

被害者はほとんどなんの関係のない観光客です。

中にはフランスから来た10代の子どもたちも含まれていました。

 

その後も大型ナイフで犯人は襲撃を続け、警察官含め5人死亡し、最後には容疑者も警察に射殺されたのです。

 

言葉が出ません。

 

朝起きて私はすぐにロンドンの友達に安否確認のテキストをして、英語のBBCニュースを延々と聞いています。

 

今聞いている限りでは、この事件をきっかけにテロ脅威レベルを引き上げることはなく、今日もあらゆる施設では通常営業が行われるということです。

 

ロンドンに住むイギリス人の友達がメッセージをくれました。彼が言うに(以下メールの英訳)、

 
「犯人は死んだし、ウエストミンスター周辺の地下鉄駅は閉鎖して人が入れないようにするだろうけど今は普通だとおもうよ。来週は先週みたいな感じになるだろう(要は何もない普通の日々ということ)。小さな(襲撃)チャンスはあるだろうけど、マジでこんな状況では誰も何もできないよ。」

 

メイ首相の口からも、この件ですべての商業施設が営業停止になることもないし、その日の劇場公演も通常通り行われたということです。今回のテロは単独犯によるもので国家の脅威に直結するわけではないからです。

 

しかし、今ロンドンにお仕事や旅行でいらっしゃっている方、

これからいらっしゃる方は今後の情報の動きに絶対敏感になってください。

多少お金かかってもインターネット可能な環境に切り替えることを強くお勧めします。

 

自分の身は自分で守るが海外での鉄則です。

 

テロが起きている今、それを最大限に発揮するべきです。

 

これから、今からでもできる心構えをお伝えします。大事なところは下線を引きました。

 

確かに繁華街はテロもお構いなくにぎやかで今も観光客がいっぱいいるでしょう。

 

でも、多数派が安全そうにしているから大丈夫というのは間違いです。

 

野次馬は警察の人たちの邪魔でしかないので控えましょう。

 

残念ながら、ビッグベンに通じるありとあらゆる大道路、最寄り駅のウェストミンスター駅は封鎖されているのでバスやタクシー、地下鉄は入れません。

 

先日ご紹介したバンケティングハウスがあるホワイトホール通りも完全封鎖されていると今報道されました。

記事からホワイトホールとビッグベンの距離感が伝わると思います。

http://ameblo.jp/lovelyquokka/entry-12257306149.html

 

ほかの道路の封鎖状況はロンドン市公式の交通情報サイトで見られます。

https://tfl.gov.uk/traffic/status/

 

 

街の中は武装した警官がたくさんいると思いますがびっくりしないでください。彼らはあなたたちを守るために大きな銃を持っているのです。

 

そして事件に関する情報は、BBCをはじめとした新聞アプリで読むことができます。

 

私が主に情報を得ているのは

BBC

http://www.bbc.com/news

 

 

The Guardian

https://www.theguardian.com/uk-news

です。

 

言葉に自信がない方は、

 

BBSが日本語でも読めるのをご存知でしょうか。

 

今回は、正確に情報を書くため、BBSニュースサイトから一部引用しました。

全文をご覧になりたい場合はBBSジャパン公式ページからご覧になれます。

http://www.bbc.com/japanese/39357489

 
日本にいるのでこういった間接的なことしかお手伝いできないのが本当に心苦しいですが、本当に皆様気を付けて滞在されてください。
 
このテロ事件に関してであれば無料でご相談にも乗るので、何かありましたらご連絡ください。
 
最後にこの事件での犠牲者の方に心からの哀悼の意を表します。
 

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