最近、人生で初めて受けた人間ドックの結果を受け取りました。
 
そこで、私は初めて自分が肥満だってことを正式に受け止めざるを得なくなってしまったのです。
 Absolute beginners by David Bowieならぬ、
 
I'm an absolute DEBU
 
です…泣
 
なので、実はトップページの写真とはちょっと体型が変わっちゃってます。
 
さすがにこれ以上太ると健康に害が及ぶと言うことなので、今は頑張ってダイエットに励んでいます。
 
だからあの写真に近づけるよう頑張ります。
 
というわけで、今日はイギリスの肥満事情についてお話しします。
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http://www.nhs.uk/Livewell/loseweight/Pages/statistics-and-causes-of-the-obesity-epidemic-in-the-UK.aspx

 
イギリスの公共医療機関であるNHSによると、ヨーロッパの中でもイギリスがトップクラスに肥満度が高く、西ヨーロッパでは一番高いと言われています。
 
だから、私のお腹の周りについた脂肪たちは全部イギリスでついたものと言う可能性は非常に高いです。
 
巷ではイギリスは食事がまずいということで痩せて帰ってきてしまう人もいるらしいのですが、
 
 
それは多分、おいしいものを探すのが上手じゃなかったんだと思います。
 
 
覚えていただきたいのはそんなのは昔の話で今やステレオタイプに過ぎません!
 
そうじゃなきゃ私はガリガリになって帰国したし、ブログにこんなに大量に食レポを投稿しないですから。
 
と言うわけで、反省もかねて私が考える、イギリスで太ってしまった理由を発表したいと思います。
 
要するに太った言い訳です笑
 
1.太りそうな食材が安くておいしすぎる。
イギリスには、パンや乳製品がとても安くハイレベルなものがたくさん売られています。
パンなんて日本だったら200円位しそうなおいしいクロワッサンが数十円で売っています。
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チーズもヨーロッパ各地から大集合した様々な種類のものが2、300円程度の価格で売られています。
そして、日本では高級品扱いされている乳脂肪でできた生クリームやバターがめちゃくちゃ安いのです。
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だから自炊をして例えばパスタなどを作ったとしても、レストランで食べるかのような風味豊かでとってもリッチな味わいのものが作れるのです。
…そりゃほぼ毎日自炊をしても太るわけです。
 
量は本気で加減しなければいけません。
 
2. 1年を通して寒冷な気候で、汗をかかず代謝がおちる。
 
イギリスには、夏らしい夏がほとんどありません。
 
暑くても30度を少し上回る位の日が2、3週間7月の中旬から下旬にかけてある程度で、8月に入った途端一気に気温が下がります。
 
それが、ロンドンの一般家庭にエアコンがない理由です。確かに真夏の時期は窓を開けて扇風機をつけないと暑いんですけど、日本の夏ほどではないです。
だから年中通して汗はあまりかかないのです。運動したり真夏の地下鉄に潜ったり自分からわざとあせをかきに行かないとなかなかできないですね。
 
その結果、体質が変わってしまって今の私はお風呂に長くつかることができません。
銭湯に通って訓練をしてようやく5分つかることができるようになりましたが、それ以上お湯につかると、のぼせてしまって頭がフラフラして楽しいお風呂どころではなくなってしまうのです。
 
イギリスのお風呂事情に少し触れますと、基本的にイギリスはセントラルヒーティングによってお湯が温められて、そのお湯をお料理やお風呂に使っています。
なので1日に使える量に限りがあるのです。
だから日本のように浴槽になみなみと湯を張って入浴をするなんて夢のまた夢。
そうすると必然的にシャワーだけの生活になり十分体を温めることが難しいのです。
 
3.イギリスで食べられる料理がそもそもカロリー高そうなものが多い。
 イギリスには、イギリス料理しかないと思ったら大間違いです。
ロンドンも世界でトップクラスの多民族都市。様々な国の様々なものが気軽に食べられるのです。
おいしさと、カロリーは比例してるのかなと思う位美味しいものに限ってとってもこってりしています。
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イタリアのラザーニャ
 
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中国のチャーハン
 
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ベーグル
 
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インドのカレー
 
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アメリカのハンバーガー
 
などなど。
 
フードマーケットに行けば、もっとたくさんの種類の国の料理を食べることができます。それもかなりお値打ち価格で。
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そしてイギリス料理の代表格であるフィッシュアンドチップスはとってもカロリーは高いです。
何せ揚げた魚と揚げたじゃがいもですから。
 
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ローストビーフの店では日本のローストビーフとは比べ物にならない厚さと量のものが出ました。
 
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そして、フードマーケットでよく見かけるのがPulled Porkと呼ばれる豚の丸焼きのサンドイッチ!
これも美味しいんですよねー笑
 
4.イギリスのスイーツが高カロリーでおいしすぎる。
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甘いものだって、イギリスのお菓子はとってもおいしすぎます。
中には砂糖の塊のようなケーキだって確かにあるんですが基本的には甘さ控えめで1回で結構な量が食べられちゃうんですよね。
アフタヌーンティーなんてその代表格ではないでしょうか。
甘いケーキ、ほかほか卵バターたっぷりのスコーン、とどめのクロテッドクリームとお食事を一食抜かないと食べ切れないすごい量が目の前にどんと置かれるんですから。
 
去年の11月に、週に3回アフタヌーンティーを食べる暴挙に出ましたが、あれは間違いなく私を肥満に導いた行為の1つだったと思います笑
 
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ホットチョコレートも鬼盛りチョコとクリームです!
 
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キューガーデンに行ったときには焼いて食べるマシュマロが売っていました。石鹸と見間違えるほど大きいです。
 
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ラズベリーチョコレートラテは鬼盛りクリームがのっています。
 
というわけで、以上Emilyがいかにしてイギリスでおデブになったかの説明でした。
2年もこんな生活していたのでさすがに自分の体調が心配で人間ドックを受けたのですがデブになった以外はとりあえず大丈夫そうでした。
 
日本に戻ってから和食がいかにヘルシーか、日本人がいかに細いかを実感しています。
 
せめて2年前に戻れるようにダイエット頑張ります^_^
 
 
 
 
 

 
 
 
 

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