ロンドンから戻ってきて早くも2ヶ月が経ちました。
ほーんと時間経つのはやいです。
色々あった末、「住む」のは日本にすると決めたのでしばらくは渡英の予定はないんですが
まだまだネタはありますよ^_^!
今日は舞台のお話。
ロンドンで最もチケットが取れない舞台と言われている「ハリーポッターと呪いの子」についてです。
これはですねえ、去年の4月ごろ初日を迎える直前期くらいにチケットをとろうとしたら、なんと12月の1日分しか座席がなかったというEmily史上最強にチケット取るのが難関だった作品なんです。
その理由はもちろん、あの人気作品ハリーポッターシリーズの最新書き下ろし作の舞台化ということもありますが、なによりも…
2公演分見ないと話が完結しないという特殊さにあると思います。
つまり、2時間半の公演パート1と2を両方見ないとお話が終わらないんです。やる方も大変、見る方も5時間予定を空けないといけないという事態…。
だから運良く1日でマチネソワレで連続して観ることで見ることもできますが、下手したら2日に分けて全部見ないといけない事態になるわけです。
さらに、超超人気作品ゆえに、当日券なんて…あるにしても競争率は半端なく、週に一度抽選販売もありますがこれもまた当たる確率なんてどれほどでしょうか。
前作『死の秘宝』で描かれたエピローグである「19年後」(2016年)から、ハリーの次男であるアルバスが4年生になる(2019年)までが描かれる。英雄の息子であるプレッシャーに苦悩するアルバス、子供との向き合い方に悩むハリー。そしてアルバスと唯一無二の親友となるドラコの息子、スコーピウスによる、時空と並行世界を股にかけた冒険が描かれる。小説7作で登場した主要登場人物が年齢を重ねた姿で登場するほか、「ホグワーツの戦い」までに死んでしまったキャラクターも、タイムスリップした際や、改変が行われた後の世界などで再び姿を表す。
どちらかと言うと、映画シリーズよりもこの原作本そのものを基にした舞台なので映画のイメージはきれいさっぱり忘れてフレッシュな気持ちで観たほうがいいと思います。
役者さんだって映画版のキャストとは誰1人被りません。映画版と人種も違う場合があります。しかし原作の中で各登場人物の人種が知らされていないのだから、誰が演じたってキャラクターはキャラクターなのです。
5時間にも渡る舞台だったにもかかわらず、見るとあっという間に時が経ちました。
舞台は今までの常識をいろいろな意味で裏切る革新的な演出が目立ちました。
まず魔法が目の前で繰り広げられます。火は噴くし、人はふわふわ浮かぶし、死喰い人にいたっては舞台を飛び出して宙に浮きます。
何かしら仕掛けはあるはずなのですが、全く分かりません。ほんとに目の前でハリーポッターの映画が繰り広げられているかのようでした。