ロンドンにいたころ、ロンドンに完全適応すべく全力を注いだ私Emily。
マニアックな情報を知りすぎてイギリス人にすら驚かれた私でしたが、ロンドナーになることに頑張りすぎて、外国人の立場として生活しすぎて、
今現在母国のはずの日本で適応するのに非常に時間がかかっています。たぶんしばらくかかると思います。
だから、日本に戻って衝撃を受けたことをシェアさせてください。たぶん日本の方には当たり前でも外国人観光客にはびっくりであろうことを私の口で代弁してみます。
それらがいいか、悪いかは個人の捉えることなのでそこは言及しません。
マスクの人いっぱい!
ヨーロッパではまずない光景ですね。日本ではたぶん風邪をひいたり予防するときにマスクしますが、ヨーロッパでそれをするともれなくテロリストか顔を見られたらまずい犯罪者かひどい感染症患者に思われてしまいます。だからマスクはしないのです。日本では外国人もマスクしてるので彼らの適応力に脱帽です…。
駅のトイレが無料!でも石鹸やドライヤーが少ない…
トイレが改札の中に無料であるなんて何て便利なんでしょう。広いしきれいだし故障していないし素晴らしい…でもふと思うとロンドンの有料トイレに普通にあった石鹸やエアードライヤーがないんですね…みなさん水だけで手を洗っているってことですかね…それとも石鹸は持ち歩いているとか?そういう施設はないのは無料だからでしょうか…。
レストランによっては室内でタバコが吸える!
日本人の友達と東京のブリティッシュパブ(のようなところ)に行った時。雰囲気はまるでロンドンのそれだし、ギネスとかハイネケンとかロンドンプライドとか向こうのビールも飲めるからちょっとロンドンに戻った気分に浸っていました。しかし、一つだけ決定的に違うところがあります。
室内でタバコ吸えるんです!
ヨーロッパのほとんどは法律上、室内完全禁煙なのでそんな光景はまずありません。ただ衝撃でした…。
店員さんがよくしゃべる。
ロンドンの店にはいっても、せいぜいHelloと言われたりフレンドリーな人はWhat can I help youくらいはいいます。
いやー。久しぶりに嵐のように「いらっしゃいませ」を聞きました。ロンドンではラーメン屋さんくらいでしか聴かなかったので…でもそのあとも
店内の説明、
オススメ商品、
レジを打つときは値段の読み上げ、
いくら割引したか、
袋の有無
など、ずっと話しているなーって印象です。
ロンドンのスーパーで一言も発さないこともあるから、日本風の接客が何だかとても新鮮でした。
レジ袋の制度がちょっとちがう!
イングランドでは昨年からレジ袋が廃止になり、有料で買わなければなりません。だから自然にエコバッグを持ち歩く必要があるのですが、日本ではむしろエコバッグ持参で割引ってシステムなんですね。レジ袋って溜まると管理に困るから自分で調整できるのっていいと思います。
人がめっちゃ多い!
これは東京の話ですが…。帰国して早速新宿渋谷池袋と行きましたけど、人の多さがロンドンの比じゃないです。
今は年末だからっていうのもありますが、毎日がクリスマスのようです。
駅と電車の種類・仕組みが超複雑!
日本人の私ですら、新宿の変貌っぷりには度肝抜かれました。南口に大きな高層ビルが立っていて思わず、駅前にいる英語ボランティアのおじさんにあのビルは何かと外国人のふりして聞いてしまいました。
私の知っている東京ではもはやなくて、5秒に1度は何かにびっくりしている状態です。
ところで、NEWOMANてどうやって読むのでしょうか?
ニウォマンであってますか?
さらに電車のコンコースや電車も、同じ路線でも快速とか急行とか各停とかで電車が止まる駅が変わるので、日本語わからない人にはだいぶ辛いだろうなと思いました。
ちなみにイギリスでは基本全部各停です。ただたまに曜日によって駅をすっ飛ばしたりキャンセル、遅延、ストライキ諸々あって非常に質が悪いです。そういうのが起こりにくいのは安心です。いま、イギリスはストライキ真っ最中なのでガトウィック空港へ行くタイミングが遅れていたらもれなく巻き込まれていました…危機一髪。
続きは後半で!